マレーシア女性がイスラム国家の慰安婦を志願か
alarabiya.netによれば、イスラム国に共感するとみられるマレーシアの女性3人が、民兵に自分自身の性を提供するために中東に旅立ったと、マレーシア情報当局者が水曜日に公表されるインタビューで言いました。
「女性3人はISISの戦闘員に自分自身を性的に慰安する役割を提供すると考えられています」と匿名の情報当局者は「The Malaysian Insider」誌に言いました。「この考え方は議論を呼ぶかも知れませんが、事件は我が国の特定のイスラム女性がイスラム国に共感を示しているために起きました」。
複数の相手との不倫関係を許す、いわゆる「ジハード・アル・ニカー(Jihad al-nikah)」は、非主流派の過激派スンニ派イスラム教徒のサラフィー主義者によって、聖戦の合法的な形とされています。
「他国と交換した情報は、オーストラリアとイギリスのスンニ派イスラム教徒の女性もイスラム国に加わったことを示しました」と情報当局者は言いました。「オーストラリア情報当局者は、オーストラリアのイスラム教徒100人以上がシリアでイスラム国と共に戦っていることを明らかにしました」。
チュニジア人の女性を含んだイスラム教徒の女性がジハード・アル・ニカーの報告が2013年末に流れましたが、これは最新の報告された事件です。当局者は、女性の1人は30代で、もう1人は40代だったと述べました。マレーシアは最初に約30人のマレーシア人がイスラム国に加わるために中東に向かったかも知れないことを明らかにしました。
記事は一部を紹介しました。
ショッキングな話のようですが、イスラム国家に参加した別のイギリス人女性が先日、アメリカ人かイギリス人を最初に斬首する女性になりたいとツィッターに投稿したという話が流れたばかりです(関連記事はこちら)。この程度で驚くべきではないのでしょう。
先月末、インドネシアのユドヨノ大統領がイスラム国との戦いを呼び掛けた背景には、こういう事実があったのかと思いました。アジアにもイスラム国に影響が及び始めているのです。
今回の記事で、イスラム国も米軍その他の軍隊と同じだということが分かった訳ですが、イスラム国は女性を妻として娶るのと、売春婦を軍の傍らに置くのとは話が違うと反論することでしょう。
こうしたイスラム過激主義への共感が広まっているのは不気味です。どこまで広がるのかによって、今後の流れが大きく変わります。
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