クルド軍がコバネの70%を占領
alarabiya.netによれば、イスラム国はシリアのコバネ(Kobane)で領域を失い、クルド軍は現在、街の70%を占領していると、人権団体は言いました。
米主導の空爆に支援された人民防衛隊(YPG)は数ヶ月間の包囲のあとで、イスラム国戦闘員を追い返せたと、「the Syrian Observatory for Human Rights」は言いました。人民防衛隊は火曜日、街南部のイスラム国と激突した後、夜通し大きく前進しました。
水曜日には、米主導の同盟国が7回の空爆(コバネ周辺で5回、イラクで3回)を開始しました。(訳註 空爆の回数に矛盾がありますが原文のまま)
人権団体は、クルド人戦闘員は現在、国境へと伸びる西部の大半だけでなく、街の南部と中心部を支配しています。人権団体の理事、ラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdulrahman)は、コバネは米主導の軍隊がイスラム国を追い返すためにシリアの戦場にいる戦闘員と協力する唯一で明白な実例だと言いました。「空襲が毎日あります。それらはコバネのイスラム国陣地の多くを破壊しました。空襲がなかったら、私はコバネはいま、イスラム国に支配されていたと思います」。彼は戦略的位置で夜通し獲得があったお陰で、クルド軍が街全体を支配する目前だと付け加えました。
記事は一部を紹介しました。
クルド軍が南部へ前進したということは、イスラム国は南部にある丘陵地帯へ逃げ込むしかないということです。ここに登ると、少しは抵抗できるでしょうが、住宅がほとんどないので、空爆の格好の的ですし、クルド軍には榴弾砲もありますから、砲爆撃にさらされることになるでしょう。丘陵地帯に登るには太い道が一本あるだけです。
そろそろ、イスラム国はこの地域を放棄するかどうかを決めなければなりません。
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