シリアでロシアが医療施設を誤爆
alarabiya.netによれば、人権団体「the Syrian Observatory for Human Rights」はシリア北西部でロシア軍機が野外病院を空爆し、医療スタッフを含む少なくとも13人が死亡したと言いました。
団体のラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)は「サーミン(Sarmin・kmzファイルはこちら)の野外診療所へのロシアの空爆で火曜日に物理療法士、警備員、民間防衛隊員を含めた13人が殺されました」と言いました。サーミンはイドリブ州(Idlib)の北西部にあり、9月30日にシリアで作戦をはじめてから定期的にロシア軍の標的になってきました。診療所は支援団体「the Syrian-American Medical Society: SAMS」によって運営され、その職員は空爆が施設に酷い被害を出したことを認めました。
SAMS職員は「機能の午後1時頃、イドリブ州のサーミンに近いSAMS施設が攻撃されました」と言いました。「現場からの初期報告は我々が病院職員2人(物理療法士と看護婦)を失ったことを示します」と職員は言いました。匿名で話した彼女はロシア軍機が攻撃したかどうかは特定しませんでした。
ロシア国防省は水曜日、ロシア軍はサーミン狙ったが病院を目標としていなかったと言いました。
ロシアはイスラム国だとする目標に対して500回以上の空爆を実行しました。しかし、ロシア政府は過激派ではないグループを目標都市、民間人へ被害を負わせていると激しい批判を受けました。火曜日、人権団体は少なくともロシアの航空作戦でこれまでに殺された370人中127人が民間人だったと言いました。団体は10月2日にラタキア(Latakia)とハマ(Hama)で野外病院をロシアが爆撃したと記録しました。声明でSAMSはロシアの空爆が同じ日にハマで運営していた野外病院を攻撃し、施設に酷い損害を与え、職員を負傷させたと言いました。ジャーナリストで活動家のマーマン・アル・カティブ(Maamun al-Khatib)はロシアの空爆が先週、アレッポ州の北部で病院2カ所を攻撃したと言いました。
記事は一部を紹介しました。
ロシアがこの短期間に複数の医療施設を誤爆しています。まあ、これは予測されたことですが、頻度が多すぎます。もう少し状況を見た上で、西欧諸国の空爆と誤爆の頻度を比較したいと思っています。
ロシアは誤爆を調査するのか。被害を弁償するのか。こういったことも問われなければなりません。まあ、これは期待できませんが。
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