ヨルダン国王がプーチン大統領と会談へ
alarabiya.netによれば、ヨルダンのアブドラ国王(King Abdullah)が火曜日に、シリアでイスラム国が率いるテログループとどう戦うかを議論するために、ロシアのウラジミール・プーチン大統領(President Vladimir Putin)と会談します。
ヨルダンは昨年10月、国境を接するシリア南部の攻撃目標に対するロシアの空爆を確実にするため、南部戦線と呼ばれる西欧が支援する反政府軍、ヨルダンがイスラエルとも国境を接する地域でイスラム過激派の広がりに対する緩衝地帯として支援するグループを攻撃しないことで合意に達しました。
外交官はロシア空軍が最近、シリア南部の反政府派が支配する街(ヨルダンが支援する穏健派の街、ダレア(Deraa)を含む)で主に民間人を攻撃目標とした爆撃を増加していると言います。ヨルダンは公式にコメントしてませんが、プーチン大統領と個人的に深いつながりがある国王は最近、公にシリアでのロシアの激しい軍事作戦を、絶好の機会を提供し、ロシア政府が過激派民兵を打倒する主要な役割を果たすと言い、強い関心を示しました。
しかし、ヨルダンはスンニ派に支配され、米政府と緊密に同調するため、ヨルダンとロシア政府の協定はシリア内戦に携わる同盟の転換を示すかもしれません。プーチン大統領派すでにイラク、シリア、イランの政府と緊密な協力関係を創り出しました。それはアメリカとその同盟とは違うものを追求するシーア派の緩い同盟です。
記事は一部を紹介しました。
会議でロシアが協定を破ってダレアなどを空爆していることは議題になるでしょう。ロシアは穏健派は攻撃していない、攻撃したのは全部イスラム国だ。証拠を見せてもいいとか言うでしょう。アブドラ国王が何と言うかが見物です。会談の結果に注目しています。
|