ロシア機墜落調査は長期化へ
BBCによれば、ロシアとエジプトはイギリスとアメリカがシナイ半島に墜落したロシア航空機が爆破されたかもしれないとの推測に強く警告を出しました。
ロシア外務省はイギリスが証拠を共有しなかったことが衝撃的だと言いました。
シナイのイスラム国傘下グループは水曜日に犯行声明を繰り返しました。「我々は神の助けにより撃墜しましたが、我々が使ったメカニズムを明らかにする義務はありません」とソーシャルメディアで流された音声の声明は言いました。
エジプトはロシア人とその他の外国人専門家の助けを受け、航空機事故の調査を主導しています。彼らは爆薬の跡がないか残骸を調べますが、最初の結論に到達するのに数ヶ月間かかるとロシア航空局のアレキサンダー・ネラドコ(Alexander Neradko)は言いました。
記事は一部を紹介しました。 長い記事から気になるところだけ取り出しました。
エジプトは観光への影響、ロシアは航空機の安全と対テロ戦の成果が揺らぐことを恐れて、テロ事件との指摘をできるだけ否定しようとします。
航空機の残骸から爆発物が燃焼した跡がないかが調査されているはずです。航空燃料が燃えた跡しかなければ、それは燃料系のトラブルを示唆します。時間はかかるものの、確実に結果は出ます。
今回の声明を見ても、前回も撃墜した方法には一切言及していないようです。イスラム国はどうやって撃墜したかを言うつもりはなさそうです。当然と言えば当然です。
事故調査にも対テロ戦が生んだ大国同士のきしみが出ています。この調子ではテロに勝てないでしょう。
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