トルコがイスラム国に対する軍事作戦を開始か
alarabiya.netによれば、トルコはイスラム国に対する軍事作戦をすぐに開始する予定です。
フェリドゥン・シニョリオグル外務大臣(Foreign Minister Feridun Sinirlioglu)は「我々は数日中に彼らに対して軍事的に行動する予定です」とイラク北部のイルビル(Erbil)での会議で言いました。「あなた方は見るでしょう。我々がこの危険に我々が皆共に立ち向かうべきだと」。
トルコの検察官はイスラム国の命令で工作員の細胞が先月、アンカラ(Ankara)での平和集会で102人を殺し、500人を負傷させた2回の爆弾事件を行ったと言います。検察官は過激派は日曜日の占拠を混乱させたかったとしました。それは与党の公正発展党(the Justice and Development Party)を政権に戻しました。
イスラム国がイラクとシリアでトルコ国境までかなりの地域をつかみ、NATO同盟国はトルコ政府が長らくイスラム国に対して強硬路線をとらないことで批判してきました。西欧の圧力が数ヶ月続いた後、トルコは8月にアメリカのジェット機が空爆のためにインシルリク基地(Incirlik)を使うことを許可し、米主導の対イスラム国同盟国のメンバーとなりました。トルコはここ数週間で国内で警察の手入れでイスラム国容疑者数十人を逮捕しました。
シニョリオグル大臣はトルコ政府の行動がトルコやシリアでイスラム国民兵を対象とするかは特定しませんでした。「ダーイシュ(イスラム国の事)によるイラクの3分の1、シリアでも広大な地域の占領は疑いなく、最も深刻な課題を作りました」「ダーイシュの前進は我々が参加する国際的な努力の支援によって抑止されましたが、それは我々の安全を脅かします。脅威は決して終わっていません」「それどころか、我々の生活様式、安全保障、繁栄と安定を直接狙って、ダーイシュはいまそこにある危機であり続けます」。
記事は一部を紹介しました。
ちょっと信じにくいのですが、明言したのだから、何かをするのでしょう。しかし、根本的な掃討というよりは、爆弾事件への報復だけで終わる可能性もあります。どんな作戦を実行するかで、トルコがイスラム国をどう考えているかが分かります。従って、作戦の中身に注目が必要です。
トルコ政府がクルド人対策としてイスラム国がいた方がよいと考えるのなら、彼らに「トルコには手を出すな」というメッセージを送るためだけに、爆弾事件に関係した者たちだけを狙い撃ちすることになります。シリアとイラクを攻撃するだけなら、トルコはあえて関知しないというイスラム国に対するメッセージです。
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