クッズフォース指揮官スレイマニが負傷か
alarabiya.netによれば、革命防衛隊クッズフォースの指揮官、イラン人将軍のカシム・スレイマニ(Qassem Suleimani)がシリアのアレッポ(Aleppo)で重傷を負いました。
ペルシャ語で書かれた反政府派のウェブサイト「AsrIran」は、スレイマニが12日前に隊員2名と共に、シリア北部の街での戦闘の中、対戦車ロケット攻撃で重傷を負ったと報じました。
パリに拠点を置く5つのイラン人抵抗グループ傘下の組織である「AsrIran」はイラン抵抗国家評議会(the National Council of Resistance of Iran)に近いと考えられています。
「イラン革命防衛軍(the Revolutionary Guards Corps)内部の報告によると、クッズフォースの悪名高い指揮官カシム・スレイマニが、2週間前にアレッポの南部戦線で頭部を含めて深刻な破片による怪我を負いました。
報告はスレイマニの車両は彼が革命防衛隊の作戦を監督するためにそこにあり、スレイマニを負傷させた自由シリア軍が借り物の軍隊の何人かを狙いました。「怪我が酷かったため、彼はすぐにダマスカスへ部隊のヘリコプターですぐに転送され、予備治療を受けた後でテヘランへ移送されました。彼はテヘランのモラサドラ通り(Mollasadra)にある防衛隊のバクィヤトラ病院(Baqiyatollah)に入院し、これまでに少なくとも2回の手術を受けました。神経科医と脳専門の医師のグループが彼の容体を診ていると報告はいいました。
このレポートはテヘランの「the Centre for Strategic Studies and International Relations」の理事、アミル・モウサビ(Amir Mousavi)によって確認されました。しかし、イラン政府系の通信社「Tasnim」と「IRNA」は報告を否定し、スレイマニの負傷はまったくの嘘だという革命防衛隊報道官ラメザン・シャリフ将軍(General Ramezan Sharif)の言を引用しました。「スレイマニは完全に健康で、シリアとイラクのイスラムの抵抗を精力的に助ける任務を続けています」。
記事は一部を紹介しました。
記事の内容からして、スレイマニの負傷は本当でしょう。
驚きましたが、起きても不思議ではないことです。それにしても、スレイマニが最前線で指揮を執っているとは驚きです。
兵士が尊敬する指揮官が死んだり負傷すると部隊の士気が下がることがあります。そんな状況が起きるかは分かりませんし、別の指揮官が送り込まれるか副官が引き継ぐことになるでしょう。大きな変化はないかもしれません。あまりにも有名な指揮官だったので、つい変化を期待してしまいます。
なお、時間がないのでここに書くだけにしますが、BBCによると、イラクのラマディの住民に空から24時間以内に攻撃が始まるとチラシが撒かれたようです。時間はかかったものの、ようやく攻撃が始まるようです。
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