ヨルダンがイラクに全面的軍事協力を約束
alarabiya.netによると、ヨルダンはイラクがイスラム国と戦うのを助けるために軍事的手段のすべてを提供すると、イラクの国防大臣が水曜のヨルダン軍幹部との会合の後で言いました。
「ヨルダン王はヨルダン軍の手段すべてがイラク軍で使えるようにすることを要請しました」とカリド・アル・オバイディ内務大臣(Khaled al-Obaidi)は言いました。「これは(ヨルダン軍の)統合参謀本部によって確認されました」。
「これは(ヨルダン軍の)統合参謀本部によって確認されました」と、内務打陣はイラクの首都で行われた記者会見の間、彼の隣にいたモハメッド・アル・ザベン・メシャール大将(General Mohammed al-Zaben Meshaal)について言いました。アブドラ国王の顧問でもあるザベン大将は、「我々はイラクの兄姉と共に同じボートに乗っている」という国王からのメッセージを伝えるためにバグダッドにいました。「我々はイスラム国を打倒するためになんでもやります」。
記事は一部を紹介しました。
ヨルダンがイスラム国と戦うには、こういう方法もありますね。訓練なら言葉が通じるヨルダン人の方がよいかもしれません。地上軍を派遣してもらう手もあります。
たとえば、ヨルダンからはイラクのラマディーまで、幹線道路が通っていて、約400kmの距離です。ここを封鎖すると、ファルージャへの補給線を切れます。さらに前進すれば、イラク軍と共にファルージャのイスラム国を挟撃できます。これはイスラム国にとって、嫌な展開です。ファルージャとラマディーが一緒に陥落すると、そこから先は街の規模が小さくなり、防戦に適さなくなります。街が一つ陥落すると、次の街まで撤退という戦いになるのです。気がつくと、シリア国境まで押し戻されるということになります。
寄せ集めの集団が、こういう状態になっても、仲間割れせずに戦えるかというと、私にはかなり疑問です。
さらに、これは将来行われる可能性があるラッカ攻略の際に、ヨルダン軍がイラク軍と共に行動する可能性を考えさせます。
今回の協定は、それくらいの意味を持っています。
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