カサスバ中尉の処刑に鎮静剤を使用?
香港のFOCUS-ASIA.COMによれば、ヨルダン軍パイロットのカサスバ中尉は殺害される前に大量の鎮静剤を飲まされていました。
サウジアラビアのニュースサイト「burnews.com」によると、「イスラム国」メンバーが殺害前にカサスバ中尉に大量の鎮静剤を飲ませたことを認めています。殺害される際、本人に身の回りで何が起きているのか悟らせず、焼き殺される時にわめき散らすことがないようにした。感覚器官もすぐに焼き尽くされるため、本人は痛みを感じないといいます。カサスバ中尉が殺害される際、怖がっている様子がなかったのも、鎮静剤が効いていたからだと伝えられました。
記事は一部を紹介しました。
この記者は処刑の映像を全部観たのでしょうか?。
私にはカサスバ中尉は状況を理解していたし、苦痛も感じていたいと確信しています。
中尉の顔には不安が明白に表れていました。これから焼き殺されることを理解していたはずです。頭を垂れるなど、カメラマンの指示に従って行ったと思われる動作もあります。状況が分からないと、そういう動作はできません。
火が放たれて、自分の近くに来たとき、カサスバ中尉は両手を前に出して、炎を遮ろうとしました。着衣に火がつくと悲鳴をあげました。それは鋭い叫び声でした。しばらくすると、彼は叫ばなくなりましたが、それは口を開けると炎が入ってくるからでしょう。私は最後まで中尉は叫んでいたと思います。絶命の直前に両手で格子をつかんだり、格子にしがみついて最後まで立ち続けたのは、彼にとって唯一できた抵抗だったからだと考えます。
どの鎮静剤を使ったかは分かりませんが、こうした薬の効き目は限定的で、全身を焼かれるような場合に、すべての痛みを取り去ってくれるものではないでしょう。
記者は薬の種類もイスラム国に尋ねるべきだったし、そうした薬の効能も調べてみるべきだったのです。
他に、カサスバ中尉の顔に傷があることから、拷問があったと主張する生地もありました。拷問が行われた可能性は高いのですが、その記事が指摘したのは、目の下の隈と、話しにくそうなので、口の中に傷があるのだろうということでした。私はこれらは墜落時の怪我の可能性が高いと思っています。戦闘機パイロットが墜落する機体から脱出する場合、よく怪我をするのです。特に、口を怪我したのは、イスラム国民ぺいに捕まった時の写真に明瞭に写っています。目の隈も脱出の際の打撲が原因かもしれません。
記者は何でも調べるべきで、想像で記事を書くべきではないのです。
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