トルコとアメリカがシリア反政府派の訓練で仮合意
BBCによれば、トルコとアメリカはイスラム国と戦う穏健派のシリア反政府軍を訓練することで仮合意に達しました。
米国務省は取り決めは大筋で合意に達し、すぐに署名されると言いました。
広報のジェン・プサキ(Jen Psaki)は火曜日、アメリカは数千人の戦闘員を訓練するために400人以上を派遣する計画だと言いました。
トルコは訓練の場所を提供します。
アメリカはイスラム国との戦いに集中したいのですが、トルコはどんな計画もアサド大統領を排除する計画につながるべきと明言しました。
米当局者はシリア国外の訓練所で毎年5,000人のシリア人戦闘員を訓練する計画だと言いました。
これは2013年3月にヨルダンで始まったCIAのシリア反政府派の訓練の拡大を意味します。
記事は一部を紹介しました。
トルコがイスラム国に対して舵を切り始めています。国連がイスラム国への支援活動を禁じたことからも、トルコがイスラム国に協力する機会は減っていきます。
南にはヨルダンがいますから、ここを通じた物流は不可能。イラクは防戦に転じており、挽回は無理。物資や人員の移動はさらに難しくなります。
シリア政府と協力するという選択はありそうにありません。シリア政府は、反政府派をテロリストと呼びたいので、対テロ連合に加わりたいからです。
トルコですら、アメリカと駆け引きを行い、単純な協力ではなく、アサド追放という目標を絡めようとします。日本が米軍を無批判に受け入れるのとは違います。
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