シリア東部でもクルド軍がイスラム国を攻撃
alarabiya.netによれば、シリアのクルド軍はイラク国境に近いシリア北部でイスラム国に対して、2つの攻撃で前進をしました。
米主導の空爆に支援された攻撃で、クルドのYPGはカミシリ(Qamishli・kmzファイルはこちら)の南東35kmにあるイスラム国が支配するテル・ハミス(Tel Hamis・kmzファイルはこちら)から5km以内に前進したと、クルド当局のナシル・ハジ・マンソール(Nasir Haj Mansour)は言いました。「大小の農場23ヶ所と村を解放しました」とマンソールは言いました。
YPGはイスラム国がこの地域を外国人戦闘員で補強した後、攻撃を開始すると決定しました。人権団体「the Syrian Observatory for Human Rights」は、イスラム国戦闘員少なくとも12人が戦闘で殺され、YPGの前進を確認しました。
マンソールはイスラム国戦闘員20人が死んだと言いました。
もう1つの前進で、クルド人戦闘員はイラク国境で2つの村をイスラム国から奪い、国境の向こう側のイラク人ペシュ・メルガから砲撃の支援を受けたと人権団体は言いました。砲撃は子供5人を含む8人を殺しました。
シリア政府軍もハサカ州とデリゾール州で最近、収穫を得ました。
記事は一部を紹介しました。
テル・ハミスの位置が重要です。ここはシンジャル山脈から北東にあります。この付近はすでにクルド軍の領域のようです。先日、ツィッターでも、シンジャル山脈の西側にある村を占領したとの報告が出ていました。多分、シンジャル山脈の戦いを行った部隊が前進しているのでしょう。
このままカミシリ市やハサカ市を占領すると、デリゾール市付近のイスラム国への補給が切れます。
なんだかイスラム国の手足が徐々にもがれているような感じです。不気味です。自分がイスラム国戦闘員なら、夜中にこっそりと脱走したい気分ですね。
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