イラク軍がティクリート中心部へ突入
alarabiya.netによれば、部族民とシーア派志願兵とイラク軍は、イスラム国が支配するティクリート(Tikrit・kmzファイルはこちら)に四方向から市中心部へ達するための攻撃を開始しました。
情報筋は現在まで、街の南部にあるティクリート病院を奪還したと言いました。
サマラ作戦司令部は、イスラム国が占領していたサダム・フセイン(Saddam Hussein)の故郷は全方向で包囲されていると言いました。
イスラム国は市東部の主要な橋を爆破し、イラク軍と民兵が中心部へ行こうとするのを遅らせようとしています。
地元筋によると、カデシア付近(Qadissya)では、通りにはイスラム国戦闘員の死体が散乱しています。
アル・アラム(Al-Alam)は政府軍と民兵が市中心部へ入る前に掃討する必要があるイスラム国の最後の拠点で、昨年夏から民兵に支配されています。
軍指揮官はイスラム国民兵がまだアル・アラム北部の家を保持していますが、イラク軍と民兵は市中心部を奪還し、残りを占領するために市街戦の準備をしているといいました。「狙撃兵とブービートラップが街全域を完全支配するための前進を遅らせていると、ヴィザム・イブラヒム陸軍大尉(Wisam Ibrahim)は言いました。「我々は陸軍のヘリコプターが兵士のためにスムーズな前進をするための道を確保するのを待っています」。
記事は一部を紹介しました。
フセインの故郷はアルブ・アジル村ですが、ここは一部を占領したと昨日報じられていますがまだ包囲されているようです。重要なのは街中心部なので、これは大した問題ではありません。
これまでのところ、イスラム国の大きな抵抗は橋を爆破したことです。東西をつなぐ橋は一本しかないので、ここを通れないのは問題ですが、川の西側を進撃すればよいし、橋を使ってイスラム国が逃亡する危険もなくなります。
狙撃兵とブービートラップしか抵抗手段がないのは、軽装備の軍隊の限界です。思ったよりも早くに占領を完了できるでしょう。
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