シリアからイラクへのイスラム国の補給路を遮断
alarabiya.netによれば、2週間の作戦でイスラム国のシリアとイラク間の通信線と補給線が遮断されました。
統合合同タスクフォースは、空爆に支援され、軍はシリア北東部、テル・ハミス(Tal Hamis)でイスラム国の抵抗を圧倒し、この地域でテログループが自由に動くのを阻止したと言いました。
土曜日に終わった作戦の間、イスラム国は以前にイラクに人員と物資を移動するのに使った主要な移動ルートへのアクセスを失いました。
「軍はシリアで、イスラム国の主要な通信線、補給線である47号線の重要部分を占領しました」。94ヶ所の村がイスラム国の支配から解放されました。
同盟国は複数のイスラム国の武器システム、車両、戦闘陣地も破壊されたと言いました。
統合合同タスクフォース指揮官、ジェームズ・テリー中将(Lt. Gen. James Terry)は声明で「この作戦はこの地域でダーイシュをさらに衰退させるための反イスラム国軍の能力を示しました」と言いました。「反イスラム国軍の決意と正確な空爆はダーイシュに主要な地形を使わせませんでした」。
記事は一部を紹介しました。
47号線はシンジャル山脈の南を走り、モスルへつながるルートです。この重要性は以前から指摘してきましたが、イスラム国が使うことを諦めたようです。米軍などは、この道路を監視して、イスラム国の輸送隊を攻撃してきたのでしょう。さらに周辺の村を占領することで、補給路として使えなくするのです。
イラク北部について、もうほとんど心配はなくなってきました。早くモスル奪還作戦が始動して欲しいものです。
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