イスラム国とイラク軍がラマディで交戦
alarabiya.netによれば、イスラム国民兵は金曜日にアンバル州(Ramadi)の州都を複数の戦線から攻撃し、街郊外の地域2カ所を占領しました。
民兵は徒歩で攻撃する前に一晩中、ラマディ(Ramadi)北側の政府軍の戦線を破るために車両と自爆用爆弾を配置したと治安筋と病院は言いました。
アンバル州議会の長、サバー・カーホート(Sabah Karhout)はハイダル・アル・アバディ首相(Prime Minister Haider al-Abadi)に緊急の増援を送り、弾薬が不足してきたために戦闘員に補給品を送るよう要請しました。
アバディ首相は火曜日にアンバル州を訪問し、先週ティクリート(Tikrit)でのイスラム国に対する勝利に重ねることを狙い、スンニ派の中核地帯を解放する作戦の開始を宣言しました。
しかし、ラマディの警察筋は金曜日速く、武装勢力はアルブ・ファラジ地区(Albu Faraj)の半分を占領したと言い、州議会のアザル・アル・ファダウィ(Athal al-Fahdawi)は後に完全に占領されたと言いました。
何百もの家族がラマディ北にあるアルブ・ファラジを逃げ、自動車爆弾はユーフラテス川の2カ所を繋ぐ橋を爆破したと警察は言いました。
陸軍将校と警察はこの地域に住む部族が民兵をこの地域に潜入させたと非難しました。ファダウィと地元部族指導者シェイク・ガサーン・アル・イザウィ(Sheikh Ghassan al-Ithawi)によれば、武装勢力は隣接するアルブ・アイザ地域(Albu Aitha)も占領しました。
記事は一部を紹介しました。
昨日、ラマディで交戦があったことを紹介しましたが、それはイラク軍の攻撃に対する反撃だったようです。記事からはよく分かりませんが、イスラム国もラマディを完全に占領しているわけではないようです。しかし、根は張っていて、それをイラク軍が排除しようとしているように見えます。
気になるのは、ファルージャはどうなっているのかということです。ラマディよりも先に、首都に近いファルージャを占領する方が長期的には有効に思えます。何か理由があるのかもしれません。ラマディの方が敵の数が少ないので、とりあえず優先したということでしょうか。
この方面の戦闘の優先順序も気になります。北部戦線を支援するための誘導作戦なのか、本気で奪取を狙っているのか。急に作戦が始まったので驚きます。
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