ラマディから大量のイラク難民が流出
alarabiya.netによれば、国連は金曜日、過去1週間にわたり、イラクのラマディ(Ramadi)で、数千人の民間人が政府系軍と民兵間の激化する戦闘から避難したと言いました。
国連人道問題調整事務所(OCHA)は4月8日以降、4,250家族がラマディの家を捨てたと言いました。
今のところ、戦闘はラマディ周辺に集中しています。
ラマディ中心部と隣接する地域に小さな領域を確保するだけの政府軍は攻撃しましたが、イスラム国の反撃でさらに領域を失いました。
OCHAは9,000人がラマディ中心部のアルブ・ファラジ地区の北部(Albu Faraj)を逃れることを余儀なくされたと言いました。
内務省は1,800家族が新たにアンバル州を追われ、首都に移動したと言いました。
国際移住機関によれば、イラク難民の総数は270万人に近づいています。
記事は一部を紹介しました。
戦況がよく分かりません。アルブ・ファラジ地区は街中心部を流れるユーフラテス川の北岸にあります。この一部を政府軍が確保していて、イスラム国が反撃して、領域がさらに奪われたということです。すると、南部はイスラム国が支配していることになりますが、南側からは政府軍は攻めていないことになります。
どう考えても、ファルージャを先にやるべきと思えます。なぜ、ラマディなのか。軍事的発想ではなく、何か別の政治的理由があるように思えます。
戦いをうまく立案することこそ、難民を減らす要点なのですが。
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