トルコがシリア国内での地上戦も示唆
military.comによれば、トルコのアフメト・ダウトオール首相(Prime Minister Ahmet Davutoglu)は金曜日、トルコはイスラム国と戦うためにシリア領内で戦えると言いました。
ダウトオール首相は金曜日の記者会見で、必要があれば、トルコはシリア国内へ陸軍を送る準備があると言いました。
ダウトオール首相はトルコの方針転換について、イスラム国ではなくアサド大統領を追放する方針は永続的だと示唆しました。
「これは進展です」と首相は言いました。「一日や一地域に限定しません。トルコを脅かすとるに足りない活動は最も強い方法で報復を受けます」。
金曜日早く、トルコ軍機が初めてトルコ空域からシリア内のイスラム国の目標へ向け国境線を越え、トルコ政府はアメリカにインシルリク空軍基地の使用を認めたと発表しました。
対イスラム国連合の米特使、ジョン・アレン退役海兵隊大将は、トルコはイスラム国を強化する外国人戦闘員の流トルコを通じてれを遮断するのに極めて重要と言いました。「主要な接近経路がトルコを通じていたことは周知の事実です」。
記事は一部を紹介しました。この記事は27日に掲載する予定でした。
以前にクルド軍がラッカを攻める頃にはトルコがイスラム国への攻撃に加わるかも知れないと書きました。これはイスラム国対策でもありますが、クルド人が一切を仕切るとクルド人とトルコの領域争いで何の発言権もなくなるからです。欧米を仲介としてクルド人と間接的に関係していれば、クルド人がやりすぎた時に欧米からの制御が期待できます。
この重要な問題が理解できないイスラム国はトルコ国内で爆弾テロと国境の監視所への攻撃を行い、トルコの方針転換を招きました。爆弾テロは最近トルコ国内でイスラム国のメンバーが拘束されたことへの報復でしょう。
まずは国境線の警戒強化が考えられます。監視所からの警戒だけでなく、戦闘車両での巡回警備と越境用トンネルの破壊が考えられます。これにより、イスラム国戦闘員がシリアに入るのを防ぐのです。これにイスラム国が反発して攻撃すれば、関係するイスラエル拠点への攻撃を行います。
どのレベルまで攻撃を激化させるかはトルコの判断です。
|