クルド人は自由地域を歓迎せず
alarabiya.netによれば、トルコとアメリカがシリア国内に設置しようとしている自由地帯はクルド人が自身の領域を作るのを阻止するためのトルコ政府の試みであると、トルコのクルド党の指導者は言いました。
国民民主主義党(People's Democratic Republic: HDP)のセラハティン・デミラタス党首(Selahattin Demirtas)はトルコとPKKに交渉に戻るよう要請しました。
デミラタス党首は「トルコはこの安全地帯でイスラム国を標的とするつもりはありません。トルコ政府はクルド人によってシリアに自治州を作ることを著しく妨げられました」。彼はそのような州が創設できないのは確実だと言いました。「つまり、安全地帯はイスラム国ではなくクルド人を阻止することを狙っています。トルコはこの地域を作るためにクルド軍と共同で作業しなければ鳴りません。彼らは協力すべきです」。
記事は一部を紹介しました。
これは当然、出てくる意見です。どんな地域を設置するのかも分からず、アメリカとトルコがクルド側に連絡もなく動いているのですから、まずは拒絶してみせる必要があります。
しかし、これは絶対的な反対ではなく、クルド人と共同作業を呼び掛ける声明です。つまり、内容によっては態度は変わるということです。ここでアメリカがどのような仲介役を演じるかが重要になってきます。それが弱ければ、この話は消えてしまうかも知れません。自由地帯を設置しても、クルド人とイスラム国の両方から攻撃を受けることになります。
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