オサマ・ビン・ラディンの息子が後継者に?
alarabiya.netによると、オサマ・ビン・ラディンの息子ハムザ(Hamza)がアルカイダが公表したメッセージの中で西欧への攻撃を要請しました。
ツイッターで共有されたオーディオメッセージの中で、アルカイダがハムザだと主張する男性が、アメリカとその同盟国に対して、特にロンドン、ワシントン、パリ、テルアビブを攻撃するよう要請しました。
メッセージはハムザからの最初のものと考えられます。彼は23〜24歳と考えられています。これはラディンの一番若い息子のハムザがアルカイダに参加した最初の徴候ではありません。ハムザは2005年にパキスタンとアフガニスタンで攻撃に参加したと考えられています。
アボタバッド(Abbottabad)のラディンの住居から見つかった手紙も彼がラディンの後継者として教育されたことを示していました。
米軍が2011年にラディンの住居を急襲した時点でハムザがどこにいたかは不明ですが、彼は住居にいたが逃げられたと報告されました。彼の現在の居場所は不明です。
2011年にラディンが死んでから、アルカイダは彼の側近のアイマン・アル・ザワヒリ(Ayman al-Zawahiri)が率いてきました。
記事は一部を紹介しました。
「テロのブランドは世襲される」ということですね。ザワヒリをトップに据えるよりも、ハムザの方が新兵や資金を集める素材として好都合です。これでアルカイダの将来はかなり見えてきたことになります。
最近姿を見せず、空爆で死んだとの噂もあるイスラム国の指導者、バグダッディよりも、ハムザの方が若く、活力が感じられます。忠誠を誓うなら彼の方と考えるテロ志願者が出てきそうです。これでまた不確実な要素が増えたと感じています。
|