アル・ヌスラ戦線が軍空港を占領
alarabiya.netによれば、シリアのアルカイダ分派とその他の反政府グループは金曜日、イドリブ州(Idlib)でシリア政府が最後に支配していた軍用空港へ前進しました。
人権団体「The Syrian Observatory for Human Rights」はアルカイダ傘下のアル・ヌスラ戦線(Al-Nusra Front)とその他のイスラム主義グループは、いくつかのオートバイによる自爆攻撃を行い、その外れにある陣地をいくつか占領した後でアブ・ズフール空港(the Abu Duhur airport・kmzファイルはこちら)の入口を包囲したと言いました。シリア国営テレビは、シリア軍がアル・ヌスラのテロリスト多数を殺し、彼らの武器を装備を破壊したと言いました。人権団体は空爆が猛攻撃に対して開始され、シリア兵16人と反政府派兵士18人が戦闘で死んだと言いました。
記事は一部を紹介しました。
4月に州都イドリブをアル・ヌスラ戦線が占領したことが報じられていて、今回はその近くにある軍用空港を占領したという話です(過去の記事はこちら)。最近のシリア反政府派の勝利に自由シリア軍が名を示すことは少なく、アル・ヌスラ戦線ばかりなのが気になります。今回の進展が継続的に続くのかは分かりません。空軍を持たない反政府派にとって、空港の占領は政府軍が空爆を行うために使えなくなるだけの意味しかありません。できれば自由シリア軍にこの勝利を勝ち取ってほしかったのですが、それは無理かも知れません。
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