誘拐のためにシリア反政府派が戦闘を拒否
alarabiya.netによれば、アメリカが訓練したシリア反政府派が、民兵グループによる一連の誘拐に続いて、シリア国内でアルカイダ傘下のアル・ヌスラ戦線と戦うことを拒否したと、ガーディアン紙(The Guardian)が報じました。
第30師団(Division 30)筋の情報を引用して、このグループはアメリカが支援する軍隊に訓練されたと考えられています。ガーディアン紙は半世紀はアル・ヌスラ戦線へのアメリカの空爆にも反対していると言いました。
7月末、アル・ヌスラ戦線は、第30師団司令部を攻撃し、少なくとも戦闘員5人を殺した時、シリア国内のアメリカ政府の腕を切り落とすと言いました。
アル・ヌスラ戦線は反政府派指揮官ナデム・アル・ハサン大佐(Col. Nadim al-Hassan)を他6人と共に先週誘拐しました。
一方、アル・ヌスラ戦線は米主導の反政府派部隊に対する作戦を続けました。人権団体「the Syrian Observatory for Human Rights」はアルカイダ傘下グループが第30師団のメンバー5人以上を誘拐したと言いました。
米主導のグループ筋は誘拐されたのは戦闘員の家族だと言いました。
火曜日、米国防総省もアルのヌスラ戦線による自由シリア軍のメンバーの誘拐を確認したと言いました。広報官は軍は状況を監視していると言いましたが、詳細は言いませんでした。
記事は一部を紹介しました。
アル・ヌスラ戦線と自由シリア軍は一部が連携してきましたが、アル・ヌスラ戦線が誘拐作戦に出たとのことです。状況に変化が出たことになります。
とにかく、この作戦で反政府派にアル・ヌスラ戦線と戦わない者が出たのなら、彼らの狙いは成功したことになります。
なんともコメントしがたい話です。これがどう展開するのかも予想できません。何らかの取引が行われるのか、人質が殺されて終わるのか、なんとも言えません。
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