シリア軍がジャザル油田をイスラム国から奪還
alarabiya.netによれば、イスラム国はイラクのアンバル州(Anbar)で自爆攻撃と戦闘を行い、兵士13人が死亡しました。一方、シリアでは政府軍が民兵グループに占領された油田を奪還しました。
イラク軍と治安当局はアンバル州の攻撃には、軍の哨所を狙った自爆犯少なくとも2人が関与したと言いました。哨所はイラク兵と警官、スンニ派民兵の合同派遣団を収容したと、当局者は匿名で言いました。別に兵士13人が攻撃で負傷しました。
タラル・アル・バラジー知事(Gov. Talal al-Barazzi)によれば、一方、シリアでは政府軍がホムス州(Homs)の油田の支配を奪還し、油田を占領された数日後にイスラム国民兵を追い出しました。ル・バラジー知事は軍が水曜日に、パルミラ(Palmyra)の北西約15kmにあるジャザル油田(Jazal)の支配を確立したと言いました。活動家は油田は稼働中でないと言います。何ヶ月間もの戦いの後にイスラム国は日曜日遅くに油田を占領しました。知事は民兵はこの地域で進展を見るために砂嵐の中で悪天候を利用したと言いました。
記事は一部を紹介しました。
先日、シリア軍は奪還しようとすると書きましたが、その通りになりました。イスラム国は砂嵐を利用して油田に接近したようです。そのため、不意を突かれてシリア軍は有効な反撃ができなかったのでしょう。劣勢な軍隊はこうして天候を利用して、自分を優位にしようとします。しかし、元々劣勢なので、反撃を受けて撤退することもある訳です。当面、この油田は競合地域のままでしょう。
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