アムネスティがクルド軍による戦争犯罪を告発

　BBCによれば、イラク北部のクルド人のペシュ・メルガ（Peshmerga）と民兵がアラブ社会を排除するために共同で数千もの家を破壊したと、アムネスティ・インターナショナルは言います。

　彼らはアラブ人がイスラム国を支援したことに対する報復としてそれを行ったとレポートは言います。アムネスティはクルディスタン地域政府（KRG）がイスラム国から取り戻したこの地域で戦争犯罪を犯したかもしれないといいます。しかし、KRG報道官は損害は戦闘と空爆の結果だと言いました。ディンダー・ザバリ（Dindar Zabari）はロイター通信に、米主導の同盟は前線に近い地域の民間人を遠ざけるよう要請し、クルド人は奪還した村数カ所への帰還を防止もしたと言いました。

　アムネスティは報告は村と町13カ所での現地調査と強制移住の目撃者と犠牲者100人以上から集めた証言に基づいていると言いました。

　団体は調査結果はクルド軍による、一部の事例ではヤジディ派民兵、別の事例ではシリアとトルコでペシュ・メルガと共同で活動するクルド人武装グループによる広範な破壊の証拠を示す衛星写真から集められた写真から裏づけられたと言いました。

「民間人の強制移住と軍事的な正当性のない家屋と不動産の意図的な破壊は戦争犯罪になるかもしれません」とアムネスティの上級機器対応顧問のドナッテラ・ロベラ（Donatella Rovera）は言いました。

　家を引き払うことを強制されたアラブ人の住民は現在、KRG軍により、奪還した地域への帰還が妨げられているとアムネスティは言いました。

　「戦闘のために家を逃れることを強制されたアラブ人民間人数万人は現在、絶望的な状況で間に合わせのキャンプで生き残ることと戦っているとロベラは言いました。「多くの者は暮らしと所持品を失い、家が破壊されたため、彼らは戻るべき場所を持ちません」と彼女は付け加えました。「難民が村へ戻るのを妨げ、家を破壊することで、KRG軍は彼らの苦痛を悪化させています」。

　火曜日の国連の報告に続いたアムネスティの報告に続きます。国連の報告はイラクで民間人が被った暴力は2014年１月１日から2015年10月31日までの間に少なくとも18,800人が殺され、驚異的だと言います。国連は最悪の行為は、女性と子ども約3,500人を奴隷として拘束したことを含めて、組織的で広範な暴力を行ったイスラム国によって行われたと言いました。しかし、いくつかの嫌疑がある虐待は正規兵、民兵、クルド軍によって行われたとも言いました。

　記事は全体を簡単に紹介しました。

　クルド軍は捕虜を虐待せず、食事も与えていると宣伝していましたが、とうとう、虐待に関する話が出てしまいました。残念ですが、報告を信じるべきでしょう。

　こうした虐待はどの軍隊もやる可能性があります。