嘘に嘘を重ねる南スーダン政府

2016.10.15


 sudantribune.comによれば、13日、南スーダンの首都ジュバ(Juba)の店舗オーナーはソーシャルメディア上でサルバ・キール大統領(Salva Kiir)が死んだと報じられたのに続いて、水曜日に突然閉鎖した後、仕事を再開しました。

 マイケル・チャイナジク内務大臣(Interior Minister Michael Chienyjiek)は主張を否定する声明を出し、それらは略奪の機会として利用するために犯罪者によって広められた噂だと説明しました。

 「穏やかに、いつもの通りに行動して下さい。恐れるべきではありません。大統領は昨日すでに出てきて、みなさんは昨日彼が街中を巡るのを見ました。これは大衆が彼が生きていることを確認するためのことでした。起きたことは新手のソーシャルメディアの作り話でした」とチャイナジクは言いました。

 彼は突然の閉鎖の数時間後、水曜日の夜に活動を再開したジュバの様々な市場を賞賛しました。

 衣料品市場から逃げた仲買人と行商人は、昨日現地時間午後5時から再開し、いつものように商品を売っていました。

 情報筋によれば、コニョコニョ(Konyokonyo)、ジュベル(Jebel)、ジュバ(Juba)のような市場数カ所も活動を再開しました。

 住民多数は、水曜日に一部が原因を尋ねることなく逃げた後、市場から逃走したと主張しました。

 その他の者は警察の両替商取り締まりが原因と考えました。

 「私は今日、いつも通りに仕事を再開しました。昨日、私の店はいたるところで混乱があったので閉鎖しました。一部の人々は不必要に逃げていました。尋ねたら、誰もはっきりした答えはしないでしょう」とマラキア市場(Malakia)の仲買人、デン・マウイン(Deng Mawien)は言いました。

 しかし、ある者たちが大統領の死について、噂が生んだ不安から逃げていた一方、その他の者は自治体命令の執行で路上での両替を禁じる警察の取り締まりから逃げていました。

 警察部隊は米ドルの行商人を取り締まるために活動を開始し、彼らを市場から逃げさせました。

 警察が活動を行った時、警察は銃を撃ちませんでした。

 今年早く、ジュバ市長は路上でドルを売ることを禁じ、警察にドルを売る者たちを取り締まるよう命じました。

 武装した強盗犯がコニョコニョ市場を襲撃しました。

 SPLA報道官、ルル・ルアイ・コアング准将(Brig. Gen Lul Ruai Koang)は、コニョコニョ市場の人々が武装強盗が攻撃すると逃げた時、銃で脅して強盗をしたことが昨日の市場閉鎖を招いたと言いました。

 彼は強盗3人が市場に入り、拳銃で人々を脅しはじめたと言いました。

 強盗2人は逮捕され、1人はまだ逃走中です。

 強盗2人はのちに外国人と分かったと、彼は言いました。


 今度は市場の閉鎖を噂を広めた者や武装強盗のせいにしています。自分でデマを広めておいて、この言いぐさです。

 もはや南スーダン政府は信じるに値しない痴れ者の集団と思った方がよさそうです。

 日本政府はそれを隠して、防衛大臣を派遣し、彼らと交渉を行わせました。彼らが何かを約束しても、どこまで信用できるのかは分かりません。

 市場の路上で両替商が商売をするのも理解しがたい話です。普通なら当局の許可がないと営業できない仕事が、半ば自由に行われています。こういう社会は不安定で、どちらへ流れるかは、その時にならないと分からないでしょう。



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