JMECと南スーダン政府の見解が完全対立
sudantribune.comによれば、19日、南スーダンの和平合意の実行を監督する統合監視・評価委員会(JMEC)は、7月の暴力再開で阻止され、脱線されられたものの、和平合意は依然として有効で、それが崩壊したという意見に対して警告しました。
JMEC議長で元ボツワナ大統領フェストゥス・モハエ(Festus Mogae)は、水曜日のジュバ(Juba)での会合で、国家統一の包括的暫定政府(TGoNU)は、ジュバ政府の政敵との和解が必要であり、促されるといいました。
「2015年(8月の)和平合意は、私がここに手にしていますが、依然として有効です。この合意を一方的に解消したり、再交渉できる派閥はありません」とモハエは政府当局者、和平を保証する者たち、メディアが参加したJMECの会合でいいました。
JMEC議長は「我々は我々の友人と平和を結びません。我々は我々が同意しない者たちと共にいる者たちと和解します」とキール大統領に言及せずにいいました。
「和平合意が合法的になるために、合意は包括的で代議制でなければならず、私はそれを懸念しています。TGoNUによって示された関与を歓迎するのに対して、地域の保証人たちと国際社会は和平合意(ARCSS)の実行を続けようとし、すべての派閥が現在、含まれていないか完全に代表されていないことは明白です」と彼は指摘しました。
彼は和平合意の実行は疑う余地なく阻止され、部分的に脱線しているものの、将来の楽観は残されていると認めました。
モハエは恒久停戦の違反の説明を求め、政府とSPLM-IOの軍隊の敵対を批判しました。
「我々は政府軍と反対勢力軍両方の攻勢が、特にイエイ(Yei)、リーア(Leer)、ジェジーラ(Jezeera)、ナシーア(Nassir)の中と周辺で、増加していると報告しています。エクアトリア州(Equatoria)の状況は特に懸念され、受け入れがたくも民間人を狙っていることについて、深く懸念するところです」と彼は付け加えました。
彼は8月に国連安保理が承認したとおり、地域防護部隊の派遣を促進することを政府に奨励もしました。彼は部隊は、政治的な包含が達成できるものの範囲の中で、安全で、平和で、安定した環境のための必要条件のままだといいました。
sudantribune.comによれば、20日、サルバ・キール大統領(President Salva Kiir)の南スーダン政府は、現在の合意は無効でないと主張し、元第一副大統領レイク・マシャル(Riek Machar)と組むグループと新しい和平合意を取り決めることを目指す政治的イニシャティブすべてに異議を繰り返しました。
二番目の記事は最初の行だけ紹介しました。南スーダン政府はマシャル派と交渉しないという内容です。
JMECは昨年8月の和平合意が有効なのだから、キール大統領とマシャル副大統領に和解しろといっています。和解を促すのは当然ですが、こうこの二派に妥協はあり得ないでしょう。どちらかが滅ぶまで戦い続けるしかありません。
キール大統領はその通りに、マシャル派と交渉しないといっています。完全に手詰まりの状態です。
経済的、軍事的な手法でキール大統領派を破壊しないと、新しい展開はないと、私は考えます。「保護する責任」の概念で南スーダンに自衛隊を派遣して、国連施設の整備や駆け付け警護をしたところで、問題は何も解決しません。思い切った手術が必要な段階に来ています。しかし、国際世論はこういう場合必ず後ずさりします。シリアでそれが起こり、対処が著しく遅れました。同じことが南スーダンで起きるのは確実です。
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