ロシア空母が煙突から黒煙で話題に
defensetech.orgによれば、ロシアの航空母艦アドミラル・クズネツォフ(Admiral Kuznetsov)が金曜日、シリアへ向かう途中で英仏海峡を通過しましたが、煙突から黒煙をあげることが注目されました。
ロシアの戦力投射の最も新しい展示として思い描かれたようですが、この動きは逆効果となったようです。
国際的メディアが撮影した写真とビデオは艦船が黒煙の大きな柱をうねらせるのを示し、SNS上で、スチーム動力の船が実際には石炭を燃料とする19世紀の名残であったという冗談を生みました。
旗艦であるロシアの虚空母艦は、シリアで空爆を始めるために最初の戦闘配備をして、東地中海を巡航しています。
アメリカも航空母艦と特殊作戦軍を、反政府派を支援するためにシリアでの戦闘へ派遣しています。
ツィッター上で海軍ファン達はクズネツォフの何が悪いのかについて、コメントを控えることができず、あるオブザーバーは、過度の煙は燃料の中の水や部分的に燃えた燃料の結果かもしれないといいました。
「設備の中の技術者達が一酸化炭素中毒で死にかけていないことが唯一の希望です」と彼は別のツィートで書きました。
記事は一部を紹介しました。
元記事に写真も載っていますが、かなりの量の黒煙です。
アドミラル・クズネツォフは重油を燃やして蒸気を作り、タービンを回す動力方式です。1990年に就航しており、今年で26年目ですね。
海上自衛隊の「ひゅうが」はガスを燃やして燃焼ガスでタービンを回します。就航も遅いので、単純には比較できませんが、ほとんど煙は出しません。
イギリスを出てかなり航行しているのに、燃料の中の水が原因となるのかがよく分かりません。何か理由があるのでしょうか。「部分的に燃えた燃料」は不完全燃焼のことかと思いますが、何かエンジンに問題があるのでしょう。
なんでこんな航空母艦を派遣したのかというと、現在、ロシア海軍には航空母艦が1隻しかないからです。国防のために差し迫って使わないから派遣できるのです。
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