南スーダン大臣がオバマ政権への失望を表明
sudantribune.comによれば、バラク・オバマ大統領(President Barack Obama)の政権が同国に対処した方法について南スーダン政府は失望を表明し、同政権が国を滅ぼすことを決意していたと主張しました。
政府報道官とマイケル・マクエイ・ルース情報・放送大臣(Information and Broadcasting Minister Michael Makuei Lueth)は新しい米大統領の選挙に反応し、彼がオバマよりよくなると主張しました。
「トランプは、彼の国にとって結局のところ、よいだろう」とルース大臣は水曜日に記者にいいました。
彼は現米政権は国を破壊すること以上によい意図を持っていたかどうかを疑うと付け加えました。
「私はオバマ大統領が滅ぼすこと以上に南スーダンに対する明確な政策を持っていたかを本当に疑います」。
2011年7月の南スーダン独立以来、アメリカは政府への武器売却と軍隊の訓練を含めた国家建設の支援で数十億ドル(年に6億ドルと推定)を費やしました。
また、オバマ政権は過去3年間に、全土を荒廃させた武力紛争を終わらせるために南スーダンの交戦中の派閥に圧力を与えました。
しかし、南スーダン政府は紛争の最初の年の間、米政府が元第一副大統領レイク・マシャル(Riek Machar)を支持したと非難しました。
南スーダン当局はまた、SPLMの元事務総長が米政府の支援を得たと繰り返しました。
ルースのコメントは、解放の闘いへの取り組みを支持する歴代の米政権の長く続き、目に見えた、重要な役割を否定しようとする大臣を非難した政府の批判家と市民社会のメンバーにより、一般市民のメンバーから入り混じった反応を生じさせました。
「米政府と米国民以上に解放の闘いに取り組むことを支持する国は世界にはありません。これは誰もが杜撰に扱ってはならない歴史です。それは政治的党派と政府の気まぐれを越えた歴史です」と、金曜日の大臣のコメントを支持しないと表明した与党キール大統領のSPLMの議員はいいました。
年に日本円なら600億円以上もの支援を受けながら、和平はぶち壊すは、文句はいうは、よくもまあ言えたものだという発言です。おまけに、その支援の金を自分たちの方へ還流し、散々儲けさせてもらっている相手に対して、どの口が言えるのでしょうか。
日本も精々が、この程度の認識しかされていないと考えるべきでしょう。自衛官が現場で苦労して、何にもならない可能性も考えておくべきです。
トランプにとって、南スーダンなんかどうでもよい国でしかありません。早くワシントンに行って、人脈を構築しないと、オバマ政権よりも軽い扱いになるかも知れません。
それでも、ルース大臣への反論があったことは救いです。まともな人間も中にはいるということです。
そういえば、日本の現与党からもオバマ政権への不満が出たことがありましたね。「共和党政権なら、こんなことはなかった」と。
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