南スーダン通過が切り上げで燃料不足

2016.11.22


 19日付けのsudantribune.comによれば、南スーダンの首都ジュバ(Juba)で、通過の切り下げから燃料不足が起こりました。

 住民は燃料補給所と街の住宅地で列を作り、状況はビジネス活動に影響を与えました。

 燃料不足は数日間で10月の60SSP(南スーダンポンド)から160SSPへあがりました。

 小売り販売業者は、燃料のコスト上昇は数週間にわたり旅客の移動に深刻な影響を与え、目的地へ必要物資を運搬する能力に影響しかねないといいます。

 石油省当局は、倉庫で限られた備蓄の放出をはじめたことを認め、このシステムは約2週間分の十分な燃料があるといいます。

 別の8,500ガロンも命じられ、それが使用できるなら、さらに3週間分の燃料備蓄を増やします。

 「その先は、我々は公的なビジネス用にディーゼル燃料確保できるか分かりません。このシステムが燃料を使い果たせば、必須ではない活動は補給が補充されるまで、一時中止する必要があるかも知れません」と当局者は土曜日にいいました。

 石油大臣は、できるだけ燃料を保存するために、すでに予防措置を取っているといいました。「治安とその他の必須のビジネス以外の旅行はさらに通知があるまで中止しています。主要な当局は移動が許されるでしょうが、その他の当局は再補給がなされるまで移動のために支払いをするよう求められています」。

 ジュバで消費される燃料は主にケニヤのモンバサ港(Mombasa)から輸入されます。

 しかし、今年早く、国営「Nilepet」社は燃料を管理し、助成するために国内の燃料補給所を管理するための処置を請け負いました。


 先月末から徴候があり、7日頃に本格的な下落が起き、その後継続しているようです。

図は右クリックで拡大できます。

 sudantribune.comによれば、隣国スーダンのポンドも下落していて、これが南スーダンに影響している可能性があります。11月初期にスーダン中央銀行(CBoS)が商業銀行で為替レートを131%あげました。結果、対ドル為替レートは6.5SDG(スーダンポンド)から15.8SDGへあがりました。

 これが長期化して、暴動が起きれば、駆け付け警護の必要が起きるかも知れません。また、キール大統領に対する不満が高まれば、別の暴動も考えられます。

 このタイミングで駆け付け警護を命じるとは不運です。影響がないことを祈るしかありません。



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