モスル東部の完全制圧が目前か
alarabiya.netによれば、「我らニナーワー到来(We Are Coming, Nineveh)」作戦は月曜日、ニナーワー平野をイスラム国から解放しました。
10月17日にはじまったモスル戦(Mosul)の作戦指揮官のアブドル・アミル・アラー中将(Lt. Gen. Abdul-Amir Yar Allah)は、治安部隊はモスルすべてからイスラム国を追放するまで作戦を再び行い続けると言いました。
東部戦線では、対テロ部隊指揮官が左岸をイスラム国から取り戻すための秒読みがはじまったと言いました。
この発言は対テロ部隊が東岸から20地区を解放したあとになされました。
モスル東部の対テロ部隊指揮官、アブドル・ガニ・アル・アサディ中将(Lt. Gen. Abdul-Ghani al-Assadi)は、人々の協力がこれら地区の大半を取り戻すのを助けたと言いました。
一方、イラク軍はモスル南部のイスラム国基地を狙った砲撃で、イスラム国のメンバー54人を殺したと発表しました。
時間がないので、軍事的な進展のみを紹介しました。
ニナーワー平野を獲得したので、モスルはさらに孤立し、街の占領が容易になるはずです。
さらに、モスル東部の左岸をまもなく完全に占領するのなら、作戦は非常にうまく進んでいるということです。これはとても重要な知らせです。すぐに全部隊が川岸に達し、西岸への進撃が始まります。
西岸の制圧は東部よりも早く進むでしょう。東部の制圧を終えた部隊が合流するからです。
南部での砲撃は、モスル空港の西に隣接する軍事基地に行った可能性がありますが、明確ではありません。しかし、死体の数を確認したのなら、そこを占領したということです。 北と南、さらには東部から包囲するようにイスラム国を締め付けていきます。チグリス川に架かる橋には爆弾が仕掛けられたと報じられていますが、今のところは爆破された様子はありません。
イラクのアバディ首相が、モスル線が年内に終わる、イスラム国は士気を失ったとの見解を口にしています。(関連記事はこちら)
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