南スーダン反対勢力がケニヤ人労働者を解放
sudantribune.comによれば、南スーダンの反対勢力(SPLM-IO)は、アコボ州(Akobo)で拘束されたケニヤ人労働者数十人を解放したといいました。
これらの最近逮捕された人たちは反対勢力の地域で非政府組織のために働きました。
ケニヤ人に対する反対勢力の動きは、ケニヤがSPLM-IOの報道官、ジェームズ・ギャトデッド・ダク(James Gatdet Dak)を南スーダンへ送還したことへの報復であるようにみえます。
マシャルの秘書、ゴアナー・ゴードン・イエン(Goanar Gordon Yien)は、SPLM-IO野戦指揮官と知事によって逮捕された支援団体労働者72人が解放されたといいました。
イエンは労働者たちが元副大統領レイク・マシャル(Riek Machar)が、彼らはダクの送還について罪がなく、何もしていないといい、彼らの釈放を命じた後に解放されたといいました。
ダクの状況についてはほとんど分かっていませんが、反対勢力は彼が殺されかねないと恐れます。
「我々は彼が無事だと聞いていますが、我々には確かではありません。我々は彼の状況を心配します。我々はジュバの政府を信用しません」とイエンは言いました。
彼は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と東アフリカ地域連合(IGAD)のメンバー国に彼を直ちに解放することで圧力をかけるように主張しました。
アメリカ国民でもあるダク氏はフェイスブックに南スーダン平和維持軍のケニヤ人指揮官解任を歓迎する投稿をした後で送還されました。
アジスアベバ(Addis Ababa)の反対勢力当局者は、タバン・デン第一副大統領(Taban Deng)がジュバに追放すべき南スーダン反対勢力の人物15人の名前を提示したと主張しました。
記事は一部を紹介しました。
マシャル派はケニヤ人を自由にしたといいながら、記事は報復だったと書いてあります。報復は逮捕したことを指すのでしょう。ということは、ダク氏が送還されたので、慌ててケニヤ人を逮捕したものの、体面が悪いことに気がついて釈放したということでしょう。
昨日の記事にはケニヤ人を逮捕したことが書かれていなかったので、彼らの身には何も起きていなかったと思っていましたが、やはり、目には目を、で拘束していたのですね。
ダク氏がアメリカの国籍も持っていることは何かが読んだ記憶があったものの、確信がなかったので書いていませんでした。彼がアメリカ人なら、すでに米国務省が動いているはずです。この記事には書かれていないものの、国務省はすでに南スーダンに圧力をかけているでしょう。日本政府と違って、こういう場合、すぐに動くのが米政府です。うまく行けば、ダク氏が解放されるかも知れません。
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