南スーダンが平和維持軍増派を受け入れへ
sudantribune.comによれば、南スーダン政府は直接の国境を共有する国々からの部隊派遣に反対する初期の態度に大きなシフトを示し、国連の地域部隊に隣国の参加を受け入れました。
南スーダン政府がそうした突然の決定をした状況は不明のままです。
近隣諸国からの部隊寄与に関する初期のスタンスに関しては、公式の説明はありませんでした。
しかし、数人の軍と治安当局者は火曜日、初期の懸念は一部の国が指導者、元第一副大統領レイク・マシャル(Riek Machar)の武装反対勢力の大義に共感していると理解されたためだったと言いました。
南スーダン軍参謀長、ポール・マロン・アワン大将(Paul Malong Awan)は地域諸国の貢献を受け入れ、歓迎しました。
アワン大将はエチオピア軍当局との、彼らが地域部隊でどのように参加するかについての会談中に前の政府のスタンスを翻しました。
決定はエチオピアのハイレマリアム・デサレン首相(Prime Minister Hailemariam Desalegn)の最近のジュバ(Juba)訪問に引き続きました。そこで彼は、どちらかの体制に反対して活動するグループを支持せず、支援しないことの保証を含め、サルバ・キール大統領(President Salva Kiir)との相互協力に合意しました。
エチオピア首相の訪問は、参謀長が治安当局者と会う機会を得て、相互安全保障問題について議論したエチオピア訪問に続きました。
二者は軍事協力をアップグレードして、強化することで合意しました。
南スーダン軍指揮官がエチオピアのカウンターパートに伝えたものを確認するために、エチオピア政府の軍最高当局者と情報官も南スーダンを訪問し、そこで彼らは地域防護部隊の中に参加することを認めるコミットメントを最終的に保証しました。
大統領府筋は火曜日、大統領は彼らがいまはタバン・デン・ガイ第一副大統領(First Vice President Taban Deng Gai)を合法的な前任者の交替と認め、国家統一暫定政権に対する武装反体制グループを手助けしないことに合意したので、近隣国の参加を許可したと言いました。
「直接国境を接する国々から来る兵士が、政権交代の課題の一部として、レイク・マシャルが率いるSPLM-IOの味方をしそうという恐れがありました。しかし、ここ数日に起きたことを考えると、いまやそれは明らかです」と大統領不筋は火曜日に言いました。
「これらの国々がいまやいくつかの問題に関する政府の立場を理解したようなので、政治環境は変化したようです。だから、彼らが彼らの政府の立場と防護部隊の役割を維持する限り、彼らの寄与を拒否する理由はありません」と彼は強調しました。
SPLAの副報道官、サント・ドミニク(Santo Dominic)は、ポール・マロン参謀長はエチオピア当局者と問題を議論し、派遣への参加で合意したと言いました。
彼は、議論は防護部隊の派遣と、和平合意の実行に集中したと言いました。
ドミニク副報道官によれば、アワン参謀長は南スーダンは近隣諸国のあらゆる軍隊が地域部隊に参加することに反対しないと強調しました。
参謀長は近隣国の兄弟へ、彼らからいかなる軍隊も受け入れると説明しました。
記事は一部を紹介しました。
受け入れは一見よさそうにみえますが、疑問もあります。
近隣国は足並みを揃えて、正当な第一副大統領はレイク・マシャルだと言っていたはずです。それがマシャルを裏切ってキール大統領に寝返ったタバン・デン・ガイを認めるとは、どういうことでしょうか。国連の和平の枠組みに矛盾しませんか。
誤解が解けたので受け入れるとの説明も納得いきません。裏で近隣国を懐柔し、成功したところだけ受け入れるということではないでしょうか。
いよいよきな臭くなってきた感じしかしません。偽りの和平の背後で、戦争の準備が進んでいるように感じます。
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