日本特使が南スーダンに地域部隊の受け入れを要請
sudantribune.comによれば、日本は南スーダンに早期の迅速な地域防護部隊の派遣を要請しました。
日本政府の要請はジュバ(Juba)のサルバ・キール大統領(President Salva Kiir)が地域諸国の部隊を自国に展開する準備があると発表した数週間後に行われました。
南スーダンを訪問した後でエチオピアにいる日本の首相の特別顧問、岡村善文は金曜日、キール大統領とこの国の指導者達へ向けた、彼らに言葉から行動へ移す政治的意志を示せとの強いメッセージを送りました。
彼はエクアトリア地域(equatoria)での残忍な暴力行為と、民間人を守らないばかりか、人権侵害に関与した軍人の責任を問うことに南スーダン政府が注意を払わないに関する日本の懸念も表明しました。
日本はさらに、UNMISSが委任事項を効果的に果たすことを邪魔する障害を取り除き、被害地で人道的アクセスを可能にするよう南スーダン政府へ主張しました。
日本人外交官は、今月早くの電話での会話の中で外務大臣がキール大統領に直ちに地域部隊が直ちに配置されるよう求めたと言いました。
「我々は南スーダンの指導者へ、日本はジュバと周辺地位の治安を確立するために地域部隊が早期に迅速に派遣されると考えているとの強いメッセージを送りました」と岡村氏は言いました。
しかし、日本当局はIGAD参加国が南スーダンへの部隊派遣の要請に応じていないと言いました。
その結果、岡村氏は彼がIGAD議長でエチオピア首相のハイレマリアム・デサレン(Hailemariam Desalegn)と相談するために、彼がエチオピアに来なければならなかったといいました。
会合の間に、二者は南スーダン危機に長続きする解決を見出すために国連安保理で共に、緊密に活動することで合意しました。
一方で日本当局は、日本はさらに南スーダンに兵士を派遣しないといいました。
最近、日本政府は道路と橋の建設においてその他の軍の中でエンジニアリング任務に従事する軍要員350人を送りました。
「我々は南スーダンに軍事プレゼンスを持ち続けます」「彼らはとてもよくやってり、しばらくの間、混成部隊の要員の増員はテーブルの上にはありません」彼は付け加えました。
国連安保理は南スーダンに武器禁輸を課すかどうかを投票することになっています。
南スーダンの政治的危機を調停した地域的ブロック、IGADは12月9日、南スーダンに対する制裁は長続きする解決を南スーダンにもたらさないという宣言を出しました。
日本は地域的な問題を解決することを目的とする地域の方針と和平合意は尊重されなければならないとして、IGADの立場と同じことをいいました。
この記事は少し前に掲載されていて、紹介が遅れていたものです。
南スーダンは先日、地域防護部隊の派遣を受け入れると言ったはずです。ところが、それから数週間経ってから、日本は特使を派遣して、速く受け入れるようキール大統領をせき立てたのです。
南スーダン政府は受け入れを約束しながらも、その後、何もしなかったということです。これでは自衛隊を派遣して、状況が好転しているという日本政府のシナリオが狂います。慌てて国連にも顔がある岡村氏を派遣したのです。
しかし、IGADにもやる気が見えません。地域諸国にはそれぞれの思惑があるようです。ここに来て、周辺国の協力も怪しくなってきました。
こういう環境下で、日本政府が目論んだ、自衛隊を派遣して、和平が好転し、日本が国際社会から感謝されるという構図が達成されるのは困難です。
こういう周辺国と石油利権が第一の中国軍が国連部隊となっているのです。自衛隊は完全に浮いてしまっています。
何の戦略も見えない日本のやり方には本当に失望します。
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