キール大統領が新年の恩赦を検討中
sudantribune.comによれば、南スーダン大統領は新年の贈り物、全土にわたる様々な罪で投獄されている受刑者に恩赦を検討していると当局者はいいました。
ジュバ中央刑務所で火曜日に、ジェームズ・ワニ・イガ副大統領(Vice President James Wani Igga)は、大統領の国家対話イニシアティブは国に本当の平和をもたらすよう計画だといいます。
「大統領が議会で国家対話について演説をする時、彼は彼が在任中に彼が犯したあらゆる間違いに許しを求めるかも知れません」と副大統領はいいました。
彼は大統領の国家対話イニシアティブに込められた和平の手段は刑務所の受刑者も含むと説明しました。
議会の議長だった副大統領は、囚人の不満に関する決定をするために、大統領とタバン・デン・ガイ大将(Gen. Taban Deng Gai)と会うと約束しました。
イガは収容者は様々な罪のために遊座判決を下されたものの、その他の者は噂や伝聞のために有罪とされたと言いました。
時間がないので、記事の最初の方だけ紹介しました。
「国家対話」は最近、キール大統領が打ち出した方針で、反対勢力はこれを批判しています。和平ムードを創り出すことで、欧米からの批判を回避して、政権を安定させようとする動きです。そのために恩赦を考えているのです。
当然ですが、これには疑問があります。噂や伝聞で逮捕されたのなら、受刑者は無罪だったわけで、裁判のやり直しを考えるべきで、恩赦の対象となるべきではありません。これは明らかに、自分の権威を見せつけて、恩も売ることで、反対を封じ込めようということです。
恩赦を検討する前に、7月の暴力事件で民間人や支援団体職員を殺害、暴行した者を逮捕し、裁判にかけるのが先です。都合の悪いことはやらずに、聞こえのよいことを優先するのはゴマカシです。
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