南スーダン軍がエクアトリアでの反乱を否定
sudantribune.comによれば、南スーダン軍は火曜日、イエイ(Yei)を奪おうとする反対勢力(SPLM-IO)の戦闘員を撃退したといいました。
軍報道官、ルル・コアング・ルアイ(Lul Koang Ruai)は、反対勢力は週末にイエイ周辺の政府支配陣地への攻撃に失敗したといいました。
「それは事実ではありません。たわいのない嘘です。私がエクアトリア州(Equatoria)で活動すると知る反対勢力はいません。起きたことは、いくらかの武装した犯罪者が週末にイエイ周辺の我が軍が支配する陣地を攻撃したということです」とコアングは説明しました。
「そして、彼ら(政府軍)は致命的な火力で圧倒的に対応しました。我が特殊部隊は地上攻撃に参加し、空軍による良好な航空支援を受けました」と彼は付け加えました。
軍報道官は、政府軍が交戦した武装した男たちはコンゴ共和国との国境に近い、カルグル(Kargulu)、ラス(Lasu)、ウンバシ(Umbasi)を攻撃し、政府は空軍の援護を受けたより多くの兵士を送ったと付け加えました。
地元当局者と住民は一連のインタビューで新しい攻勢を認めました。複数の情報筋によれば、政府軍は地上と航空の攻撃を用いていました。
南スーダン政府は乾期の攻勢の準備をする地域で、武装反対勢力が支配した地域すべてを奪還するために攻勢を行っています。
アメリカは月曜日、南スーダン政府を数千人の兵士をエクアトリア地域に送り、暴力が激化する見込みを増やすと非難しました。
記事の冒頭で、南スーダン軍が撃退したのは反対勢力軍だったと断定しており、コアング軍報道官がいくら否定しても、エクアトリアで反対勢力が活動しているのは間違いがありません。停戦監視団が向かった場所なのですから、誰もが戦闘が行われていると認識しているのです。
それなのに、いるのは犯罪者だけだと南スーダン軍は主張します。コアング自身が汚職にまみれていて、それは「The Sentry」のレポートで指摘されています。彼の言葉が信用できる訳がありません。
南スーダン政府は嘘つきです。そんな政府を支援するために、日本は自衛隊を派遣しています。反対勢力が最近、この地域で新しい占領を発表していますが、それらは真実だと考えてよいかも知れません。
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