イラク軍がチグリス川へ向けて前進

　alarabiya.netによれば、火曜日にイラク軍はモスル（Mosul）へ南東から街中心部のチグリス川にかかる橋に向かいました。

　作戦指揮官アブドル・アミール・ラシード・ヤラルラ中将（Lieutenant General Abdul Ameer Rasheed Yarallah）はイラクのテレビ番組で、兵士はモスル中心を通り抜けるチグリス川から1.5km未満のサラム病院（Salam Hospital）へ入りました。

　確認されるなら、それは第９機甲師団の重大な前進を記録します。

　機甲師団の大佐は火曜日の攻撃は午前６時に開始され、川へ向けて前進することと５つの橋の最南端の第４橋（Fourth Bridge）へ達することを狙ったといいました。

　この橋は他の３つの橋と同様に、イスラム国の増援と自爆自動車を防ぐために米主導の空爆により攻撃されました。

　1930年代に鉄で造られた最後で最も古い橋は月曜日の夜に攻撃目標とされたと住民２人はいいました。構造物は破壊されませんでしたが、空爆は両側の進入路に２つの大きなクレーターを作りました。

　民兵たちはすぐにクレーターを埋め始めたと住民は電話でいいました。「私はダーイシュがクレーターを砂で埋めるために使うのを見ました。正午までには車両がなんとか橋を渡れました。私は自分の車を橋の反対側に走らせ、ダーイシュの車両も渡りました」とタクシー運転手はいいました。

　大佐は、通りから通りへの戦いに適応するので苦労した機甲師団の４個連隊が歩兵連隊で増強されたといいました。彼らは街の中に近い南東部の広範な地区、ワヒダ地区（Wahda）を目指しているといいました。ワヒダ地区は第４橋への攻撃の発射台として使えると、彼はいいました。

　ワヒダ地区の奥にあるサラム病院へ兵士が到着したかどうかは直ちに確認されていませんが、電話で接触されたモルスのある人物は、他の住民から陸軍が病院の近くに前進したと聞いたといいました。

　陸軍の南東での前進は、チグリス川の西に配置された連邦警察部隊が街南西部の空港に向けて別に前進する準備をする時に起こりました。

　住民は街の西半分で迫撃砲の砲撃を報告し、空爆が増すのを報告し、イスラム国の防衛力をさらに引き延ばす、街でもう一つの戦線を開く地上攻撃の前進する可能性があります。

　米軍のスコット・エフランド准将（Brigadier General Scott Efflandt）は、同盟国は街西部に主要な防衛戦があると予測していたといいました。西部はより人口が密集し、東部よりもスンニ派がずっと多く集中しています。

　彼は自爆自動車の率はこれまでに650台で、最近減っているといいました。市内の民兵の数は作戦開始時の3,000〜5,000人から約3,000人へ減少したともいいました。

　イラク軍当局者は自軍の死傷者の数をまったく提供しませんでした。先週、国連はイラク軍兵士約2,000人が11月に死んだといいましたが、イラク政府はこの数字は未確認の報告に基づいており、警察官と民間人900人以上が殺されたともいいました。

　時間がないため、主要な部分だけ紹介しました。

　モスル東部はほとんどイラク軍に占領されたとみてよさそうです。ワヒダは下の図では赤線、第４橋は赤丸の部分です。これまでに占領した地域と合わせても、東部はほとんど占領済みということになります。

図は右クリックで拡大できます。

　損害に関する数字もようやく出てきました。しかし、悪くない数字です。

　第４橋を占領し、空港も占領して、戦線がつながれば、進展はさらに早まります。