ソマリアで米軍がソマリア軍の急襲に随行
alarabiya.netによれば、米軍がソマリアでアル・シャバブ(al-Shabaab)に対するヘリコプター強襲でソマリ軍に参加したと、水曜日に米国防総省報道官は言いました。
アメリカの航空機が作戦で使われました。報道官はソマリア軍への助言、支援、随行任務と説明しました。
「我々は任務を行いましたが、目的を徹底的に達成はしませんでした」とジェフ・デイヴィス海軍大佐(Navy Captain Jeff Davis)は言いました。
国防総省によると、火曜日から水曜日にかけての夜の急襲は米戦闘機と無人攻撃機が大きな作戦のために訓練している推定130人のアル・シャバブ戦闘員を殺した数日後に行われました。
2機のヘリコプターに乗った特殊部隊要員がアル・シャバブが支配する首都モガディシュ(Mogadishu)から約50km西のアウドヒジェレ(Awdhegele)を攻撃目標にしたと、ソマリア政府当局者とシャバブ報道官は言いました。
「シャバブの民兵に犠牲が出たとの報告があります」と地元の委員、モハメッド・アエイズ(Mohamed Aweys)は記者に言いました。
目的が何だったかは明確ではありませんが、過去のヘリコプター急襲は、3ヶ月間このグループに拘束された支援団体職員2人を助けた2012年の米コマンド作戦のような人質救出任務でした。
シャバブは年初から攻撃をステップアップしています。
デイヴィス大佐は、特にアル・シャバブとの戦いの中にいるアフリカ連合とソマリア軍の任務を助けるためのソマリアに少人数の米兵がいると言いました。
記事は一部を紹介しました。
ソマリア軍を支援したいけども、米軍の地上軍が参加するのは国内世論が許さないので、米軍は特殊部隊と航空部隊を配置して、ソマリア軍にヘリコプターを使う急襲作戦を支援しているようです。特殊部隊は「Boots on the ground(地上軍)」の中には含めないという二重基準は、米国内で何とか通用しています。
それでも、特殊部隊にも犠牲が出るとやりにくくなるので、急襲作戦の訓練や作戦の立案、現場での指揮、兵士の運搬、上空からの火力支援程度のことをしているのでしょう。これなら危険度はぐっと減ります。
すでに中東だけでなく北アフリカから東アフリカ辺りまでは対テロ戦の戦場です。全体を見ながらの軍事作戦となっています。
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