アル・シャバブが米軍の空爆による被害を否定
alarabiya.netによれば、ソマリアの過激派、アル・シャバブ(al-Shabaab)は火曜日にアメリカ軍が支配地域を爆撃したことを認めたものの、150人以上の被害が出たとのアメリカが出した数字は誇張されていると言いました。
米国防総省は土曜日に訓練施設に対してアフリカの角の諸国でアルカイダにつながる戦闘員150人を殺した空爆を開始したと言いました。
「アメリカの爆撃はアル・シャバブの支配地域を爆撃しました。しかし、彼らは犠牲者の数を誇張しました。我々は保安上の理由で戦闘員を一つの場所に100人集めることはありません。我々は空が飛行機だらけなのを知っています」とアル・シャバブの報道官、シェイク・アブディアシス・アブ・ムサブ(Sheikh Abdiasis Abu Musab)は言いました。彼は犠牲者の人数を言いませんでした。
有人航空機と無人航空機MQ-9両方を用いた土曜日の攻撃は、首都モガディシュ(Mogadishu)から約120マイル北にあるアル・社バスのラソ(Raso)訓練基地を狙いました。
米軍は攻撃の前に基地を数週間監視しており、米軍やアフリカ連合の平和維持部隊の基地への差し迫った脅威を含めて情報を収集していました。
ムサブ報道官の声明の中、100人以上を一カ所に集めないという部分は具体的な理由の説明といえ、説得力を感じます。米軍の上空からの被害判定が間違っているのか、真相は分からないまでも、この程度の誤差は出るものと考える材料にはなります。
アル・シャバブが単なる粗暴な集団ではなく、戦術概念を持つことも見えてきました。
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