トランプは未だ拷問を排除せず

　military.comによれば、大統領候補ドナルド・トランプ（Donald Trump）は、拷問と水責めを禁止する米軍と国際法を変えることを支持すると日曜日に言いました。

　「私は（イスラム国と）よりよく戦えるように法律を強化したい」とトランプは日曜日に放送された「Face the Nation」のインタビューで言いました。イスラム国の米人捕虜の斬首とその他の残忍な戦術を非難し、トランプは「我々は彼らがゲームをする方法でゲームをしなければなりません。我々がヤワで、彼らにはルールがないのなら、我々は勝つことはできません」と言いました。

　水責めに関してトランプは、法律がそれを認めるために最低限改正されるべきだといいました。

　拷問と水責めに対する最新の彼の姿勢を示し、トランプは「私は我々の最優先事項は混乱していると思う。私は我々は（情報を引き出すために囚人を尋問することで）我々が持つことよりも何か強力なものを使うべきだと考えることがあります」と言いました。

　「拷問は機能する」という選挙運動の声明に対する批判と米軍が拷問と水責めの非合法な命令に従わない義務がある可能性に応じて、トランプは先週後退したように見えました。彼は先週木曜日、選挙の討論で、たとえそれが法に反することを意味したとしても、彼は米軍が彼のリードに従うと言いました。「私は常にリーダーでした。私はリードした人たちに何も問題を起こしませんでした。言ってみれば、彼らはなすべきことをしたのです。リーダーシップとはそういうものです」。

　金曜日、ウォールストリート・ジャーナル誌への声明で、トランプはコースを変えました。「私は軍将校に法に違反するよう命じません。それは明白です。大統領として、私はアメリカ人全員と同じく法に拘束され、そういう責任を果たすでしょう」。

　土曜日の記者会見で、トランプは日曜日に放送された「Face the Nation」と似たことを言いました。「私は獣の凶暴なグループとよりよく戦うためにこうした法律をより強力にしたいと思います」。

　日曜日のインタビューで、トランプはイスラム国と戦うことがアメリカ人の価値観と軍機関すべての行動規範に反するかどうかを直接尋ねられませんでした。

　記事は一部を紹介しました。

　拷問が違法なら、合法になるように法律を変えればよいのだそうです。国際法を変えるのは一苦労でしょう。あらゆる方面から反対の声があがるでしょう。その時、日本政府は何というか予想するのも興味深いことです。やはり、いつものようにアメリカに従うのでしょうか？。

　米国内の法律を変えることもほとんど不可能です。現段階で共和党からも反対の声が出ているのですから、誰も賛成しません。「孤立した大統領」といわれるのが関の山です。 すでにメキシコ議会がトランプのメキシコ入国を禁止する議案を可決していますから、現段階でも彼は孤立しかけています。