滞在中の米兵がフィリピン警察官と乱闘
military.comによれば、フィリピン警察官とのバーでの喧嘩に関与した米兵は懲戒処分を受ける可能性があります。
フィリピン軍報道官、セレステ・フランク・セイソン大佐(Capt. Celeste Frank Sayson)は、西パラワン州での4月2日の乱闘は友好的に解決された誤解だったといいました。
Youtubeのビデオは3人のフィリピン警察官の1人が対立の間に拳銃を抜いたことを示します。
米軍は声明で、「米兵隊員によるいかなる潜在的不正行為もまったく受け入れがたい」と言いました。
声明は事件の詳細や関与した兵士の身元は提供しませんでした。
フィリピンでの訓練の間に非番の米兵は地元文化を経験する機会を楽しむ一方で、米軍は「すべての時に隊員の高い行動基準を求め、潜在的な不正行為が関与する事件すべてを非常に深刻に扱う」と言いました。
セイソン大佐は事件は米比合同のバリカタン演習に影響を及ぼさないと言いました。
ビデオの中で、カジュアルな服装のアメリカ人1人がフィリピン警察官のテーブルに接近し、彼のビール瓶の上を叩き、ビールをボトルから流れ出させます。
怒って現れた警察官はアメリカ人に立ち向かい、フィリピン警察官の1人が対決の間に拳銃を抜きます。
両者はあとでなだめられました。
乱闘が起きた街、プエルトプリンセサ(Puerto Princesa)のリデント・マラニョン警察本部長(Redentor Maranon)によると、警察官3人は調査の間、上官により武装解除され、持ち場から一時的に排除されました。
米軍駐留に反対する右翼グループの「バヤン(Bayan)」は事件は米軍が関与する犯罪の絶えないリスクを強調すると言いました。
グループは海兵隊員による2014年のフィリピン人性転換者の殺害を含めた米軍訪問による過去の違反をあげました。海兵隊員は殺人で有罪判決を受けた後で刑期を務めています。
日本でも起こり得ることなので紹介しました。元記事には店の防犯カメラの映像が掲載されています。
喧嘩の原因は分かりませんが、酒がらみなのは間違いがないでしょう。映像は米兵の喧嘩はこんなものということを知るよい手がかりになります。
米軍はこの種のトラブルに厳しいので、関係した兵士は痛い思いをすることでしょう。
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