マシャル氏は25日にジュバに帰還へ
「voice of america」によれば、土曜日に予定された南スーダンの反政府指導者、レイク・マシャル(Riek Machar)のジュバ(Juba)への帰還は、サルバ・キール大統領(President Salva Kiir)がマシャルが持ってくる武器を調べるよう要請した後で延期されました。
政府の要求は金曜日の閣議のあとで出されました。
統合監視・評価委員会(The Joint Monitoring and Evaluation Commission: JMEC)はそれに先立ち、ジュバの政府が初代副大統領のマシャルを着陸のために飛行機で運ぶことを認める計画を受け入れたと発表しました。
マイケル・マクエイ情報大臣(Information Minister Michael Makuei)が発表した声明の中で、政府はマシャルがジュバへ戻るのを認められる前に武器の種類を確かめるためにチームを送るといいました。
こうして、土曜日の帰還は実現しませんでしたが、sudantribune.comによれば、月曜日にマシャルはジュバへ帰還するようです。
彼が月曜日にジュバへ移動したとの確認は、南スーダン政府が最終的に、反政府指導者と彼の参謀長、サイモン・ガトワック(Simon Gatwech)、兵士195人と武器が月曜日にジュバに空輸されることを認めたと発表した後に出されました。
土曜日に政府はパガク(Pagak)からマシャルと彼の総司令部をエチオピア国境を越えてガンベラ空港(Gambella)経由で代表団と共に運ぶ空輸の着陸許可を出しました。
反政府派指導者の主席報道官は、マシャルが月曜日にジュバへ移動することを確認したと言いました。
「マシャル博士は2016年4月25日月曜日にジュバへ旅立ちます。彼は月曜日に移動することを確認しました」とジェームズ・ガデット・ダク(James Gatdet Dak)はスーダン・トリビューン紙に日曜日に言いました。
マシャルの報道官は反政府軍(SPLM-IO)の参謀長、武器を持つ兵士も月曜日にジュバに到着すると言いました。
ダクはSPLM-IOの反政府派指導者はジュバの住民は月曜日に初代副大統領を歓迎するために空港に集まるよう求めたと言いました。
「我々はジュバの住民、人々に月曜日の朝、大勢が初代副大統領を歓迎するために集まることを求めます」とダクは発表しました。
マシャルは予定通りに、到着次第、初代副大統領としての地位に就くために就任の誓いをすぐに行います。
彼はキール大統領との短い会議を開いたあと、儀式で宣誓するためにジュバ空港から大統領官邸にまっすぐに向かいます。
彼はその後、敬意を払うために故ジョン・ガラン・デ・マバイオ(John Garang de Mabior)の霊廟に行き、彼の軍隊が配置されていて、一般にはパガク2(Pagak 2)として知られる、ジェベル・キュージュア(Jebel Kujur)の彼の居住地域へ退きます。
ダクは指導者が政府に人々が自由に反政府指導者を歓迎するために空港に行くことを許すよう依頼したと言いました。
マシャルは火曜日に彼の当局とキール大統領とで待望された国家統一の暫定政府を形成することについて協議することになっています。政府は国務大臣16人を新しい内閣に持ち、SPLM-IOは10人、その他の政治党派と元拘留者がそれぞれ2人の4人を持ちます。
21カ月の内戦を終わらせた2015年8月の和平合意に基づき、反政府派指導者はキール大統領が指揮する別の軍と警察の機構から分けられた別の軍と警察の指揮官にもなります。
二つのライバル関係の軍と警察部隊は和平合意において示された治安地区の再設定の後、暫定期間の間に再統一されます。
暫定政府は形成から暫定期間の終わりに行われる選挙まで30ヶ月間国家を運営します。
記事は一部を紹介しました。
いよいよです。マシャルが無事にジュバに戻れることを祈るしかありません。
しかし、住民を呼び出すのは人目を増やして暗殺を防止するためのようにも見え、まったく安心できません。政府側も反政府軍をまったく信用せず、武器を調べようとしました。
副大統領が到着する空港には自衛隊を含めた国連部隊がいます。その目の前で副大統領が殺されるなんて悲劇です。到着時でなくても、別の時に暗殺が行われるかも知れません。あるいは、政府軍と反政府軍が小競り合いを始め、大規模な戦闘に発展するかもしれません。
何が起きてもおかしくないことを、いまから承知しておかないといけません。
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