米軍がトルコにHIMARSロケット砲を配置へ
military.comによれば、シリアにいるイスラム国による越境攻撃を止めるために、アメリカはHIMARSロケット砲システムをトルコに配置し、モスル(Mosul)に対する最終的な進撃を支援するためにイラク北部で機動システムの拠点を作ります。
「これらは別々の2つのHIMARSシステムで、一つはトルコで作戦を支援するために使い、一つはイラクでの作戦を支援するためです」と、生来の決意作戦の共同統合任務部隊、作戦・情報副指揮官、ピーター・ガーステン空軍少将(Maj. Gen. Peter Gersten)は言いました。
トラックでけん引するM-142高機動ロケット砲システムはイラク北部にイラク軍を支援するために、イスラム国の拠点もするに対する最終的な攻勢のために配置され、間違いなくイラク軍が領域を確保すると同時に随行します。
ガーステン少将はHIMARSは最初にチグリス川峡谷に配置され、このシステムがモスル南東60kmにあるマクムール(Makhmour)近くのイラク軍を支援するために使われることを示唆しました。
先月、第26遠征部隊の米海兵隊はマクムールで155mm榴弾砲4門用に砲撃基地を設置しました。
ガーステン少将はトルコにHIMARSシステムを配置する交渉は未だ進行中ですが、トルコの外務大臣、メブルト・カブソグル(Foreign Minister Mevlut Cavusoglu)はHIMARSがトルコ南東部に5月に到着すると言いました。
11月、陸軍はHIMARSが昨年夏からイラクに配置され、アル・アサド空軍基地(al-Asad airbase)とラマディ(Ramadi)近くのタカダム(Taqqadum)の陣地から400発以上を発射したことを明らかにしました。
記事は一部を紹介しました。
昨日、シリアに特殊部隊が250人派遣されると聞いた時、本当に訓練のためか疑問だと書きました。HIMARSが派遣されると聞き、やはり攻撃用の部隊の派遣も進みつつあるのだと思いました。HIMARSの部隊は特殊部隊とは別ですが、攻勢の準備が始まっている可能性を感じます。攻撃目標がラッカかは分かりません。地上での支援火器の配置が始まっているのは確実です。
|