強姦犯の在日米軍兵が沖縄で起訴
military.comによれば、先月、沖縄のホテルで意識を失った泥酔状態の日本人女性を強姦した米海軍隊員が起訴されました。
キャンプ・シュワブに配属された24歳のジャスティン・カステラノス1等水兵(Seaman Apprentice Justin Castellanos)は金曜日に準強姦罪で那覇地方検事局に起訴されたと当局の報道官は言いました。
カステラノスは、本土にある福岡市から訪問中で、3月13日にホテルの廊下で酩酊して寝ていた女性旅行客を見つけて、自分の部屋に連れ込み、彼女を強姦したと警察は言いました。事件は女性の友人により報告されました。
申し立ての余波で、地元政治指導者は米当局に謝罪と基地外での米兵の誓約を厳しくすることを求めました。普天間海兵隊航空基地を沖縄県内への移転を阻止しようとする小さいながらも響き渡る抵抗運動が抵抗を強めました。
沖縄は在日米軍隊員すべてを夜間外出禁止にした海軍予備役兵2人が関与した2012年末の事件を含め、2年間にわたり数件の注目を浴びた性的暴行の現場です。
沖縄の新聞には載るのでしょうが、全国レベルでは話題にならないかもしれないで掲載します。
カステラノスが無罪を主張していることも含めて、事件の詳細は書かれていません。
朝日新聞の記事では、女性は12日夜に飲酒した後で廊下で寝てしまい、13日未明にカステラノスの部屋で気がついたとなっています。これだけだと、カステラノスが部屋に施錠せずにでかけて、女性が誤って自分で入り込んだ可能性がありますが、警察は従業員の話と防犯カメラの映像からカステラノスが部屋に連れ込んだとみています。
ホテル従業員の証言の内容や防犯カメラに何が写っていたのは記事に書いていません。カステラノスが女性を連れて行くところを見たのか、カメラが捉えたのかは不明です。単にカステラノスがホテル内を移動したことに関する証言や映像かもしれません。
カステラノスが女性を助ける目的で部屋に運んだという解釈もあり得ますが、普通ならホテル従業員を呼んで対処するのが常識です。自分の部屋に連れて行くのは誤解を招くだけで、特に沖縄ではそうしたことに関して上官から再三指導がなされているはずであり、極めて不自然です。
身体を強くつかんだ時にできる痕、性器などに残る強姦の痕跡などが具体的に確認されているのかも、記事には書いてありません。
私は普通、明確な証拠なしに判断しないので、この記事だけからカステラノスが犯人だとは考えません。もちろん、彼の部屋に女性がいたのですから、彼は重要参考人です。
証拠があれば、警察はすでに発表しているでしょう。この事件の場合、伏せておくべき証拠はほとんどなさそうです。なので、あまり具体的な証拠がない可能性もあると思っています。しかし、警察が実際に持っている証拠を見れば、疑問は解けるのかもしれません。
これがアメリカで起きた事件だと、もっと多くの情報が警察から出て、もう少し理解しやすいはずです。
なお、準強姦罪は強姦の程度の軽いものではなく、心神喪失又は抗拒不能となった女性を姦淫した場合の罪で、暴行や脅迫を用いる強姦罪とは違うものの刑罰は同じです。
この事件でも被害者の女性を責める意見を多数ネット上で見ました。相変わらず、上から目線で被害者を責める日本人の性質は変わっていません。
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