パキスタン情報機関がCIA支局長を暗殺未遂か
military.comによれば、パキスタンの情報機関は2011年にオサマ・ビン・ラディン(Usama Bin Laden)を殺した米軍の襲撃の数週間後、当時のCIAのパキスタン支局長を毒殺しようとしました。
引退したパキスタンCIA支局長のマーク・ケルトン(Mark Kelton)は激痛が伴う不可解な病気にかかったと、ワシントン・ポストが木曜日に報じました。
現在とかつての米当局者は同紙に、彼らがパキスタン国外で彼を治療しようとした後、毒殺が失敗したと疑ったと言いました。
当局者たちはパキスタンの統合情報局(Inter-Services Intelligence agency: ISI)が、国家が敵と考える外交官、ジャーナリスト、その他の人々に悪意を抱いていると言いました。
彼らはISI長官、アハメド・シュジャ・パシャ(Ahmed Shuja Pasha)がケルトンの名前を使う代わりに「死体」と称したと言いました。
すでに脆弱だったアメリカとパキスタンの関係はパキスタン警察がCIAがビン・ラディンを追跡するのを助けたとされる医師を逮捕した翌日に大きな打撃を受けました。
シャキール・アフリディ医師(Dr. Shakeel Afridi)はテロリストのボスの親族からDNSのサンプルを集めるために偽の予防接種キャンペーンを用意したと、調査官は言いました。
ケルトンはちょうど7カ月後にパキスタンを出国したとされます。
彼は医師が腹部の手術を行った後で体力を回復しました。
退役したCIA支局長は、彼が毒殺が疑われた最初の者ではないと言いましたが、「むしろこの悲しいエピソード全部を偽りにしたい」と付け加えました。
パキスタン大使館報道官、ナディーン・ホテアナ(Nadeem Hotiana)はこの主張を「虚構だ」と言いました。
CIA報道官は同局が毒殺の直接証拠を発見しなかったと言いました。
しかし、アメリカは以前にISIを若干の民兵の死を隠蔽するために急襲を行ったことを避難し、パキスタン情報部が2008年のムンバイでのテロ攻撃と関連づけました。
同紙はケルトンがCIAのレジメ・オンラインに投稿したので、ケルトンの名前を挙げたと報じます。
記事は一部を紹介しました。
対テロ戦略の中では友好国のパキスタンも実態はこんなものです。アメリカの友だちは必ずしも本当の友だちではありませんし、米政府も然う見ています。日米関係も同じようなものです。
このように世界はまだ戦国時代で、本気で殺しあいを続けています。その点、日本は本当に平和で、防衛長官がジョギングに行ったとSNSに写真入りの投稿を行い、自分の行動パターンを披露しています。暗殺される心配がないので、このような行動ができるのです。熊本自身はそっちのけで総理大臣を始め、閣僚たちは外遊に出かけてしまいました。
どう見ても、日本には差し迫った脅威がなさそうな状況ですが、一方で日本政府は「日本の周りには脅威が一杯」と叫んでいます。
日本の防衛を考える上で、一番の問題は、この矛盾を合理的に説明することです。
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