南スーダン軍がマシャル攻撃命令を否定

　sudantribune.comによれば、南スーダンのサルバ・キール大統領（President Salva Kiir）は火曜日、レイク・マシャル元第一副大統領（Riek Machar）の首を隠れ家から持ってくることを狙いとした捜索を行うよう軍隊に命じたことを否定しました。

　「私はいま、そのような命令を承知しています。それは真実ではありません」と大統領の軍事顧問、ダニエル・アウェイト・エイコット（Daniel Awet Akot）は火曜日、広くソーシャルメディアで閲覧されたレポートに対するコメントを出した時に声明の中でいいました。

　大統領府高官は、SPLA参謀長、ポール・マロン・アワン（Paul Malong Awan）が７月25日に発行した、マシャルと彼の軍隊が首都の外に配置する場所へ航空攻撃を行うことを指示する偽物の命令に反応していました。

　「彼に対する告発のすべてに答えるために、彼を生死を問わずに連れてこなければなりません」と偽の書類にはあります。

　この命令はさらに、マシャルが隣国に向かっているため、コンゴ共和国との国境沿いに兵士を展開して、マシャルと彼の軍隊に対する待ち伏せ拠点を置くよう命じます。

　SPLA報道官、ルル・ルアイ・コアング准将（Brigadier General Lul Ruai Koang）は、レポートの信憑性も否定し、「偽物の書類は混乱と軍指揮系統に対する虚偽の申し立てを作ろうとしていると説明しました。

　「御存知のように、我々はそのように活動しません。それらの書面は偽物です。それらは平和の敵によって作られました」とルル准将は火曜日の声明でいいました。

　SPLAの参謀長が疑わしい地域において国連の標章をつけた航空機を含めて、南スーダン空域の正体不明のものすべてを撃墜せよと命令する他の偽書面もありました。

　記事は一部を紹介しました。

　これは本当の命令が漏れたので、慌てて否定しているようにしか見えません。実際に、マシャルに対する攻撃は続けられています。コンゴは南スーダンの南西で国境と接しており、首都西部にいるマシャル派が逃げるとすれば、適した場所です。状況とは矛盾していません。

　国連軍が現在、どのような配置をしているかが分かりません。状況に対応できているのか、詳しく知りたいと思っています。