南スーダン、ワウ市長が治安回復を宣言
19日付けのsudantribune.comによれば、南スーダンに新設されたワウ州(Wau)のワウ市(Wau・kmzファイルはこちら)の市長アコル・アコル・アジス(Akol Akol Ajith)は、ワウ市の治安状況が新しく指名されたアンドレア・メイヤー・アチョ(Andrea Mayar Acho)のおかげで通常に戻ったといいました。
彼は街をパトロールする治安機関がパトロールの間、夜通し最善を尽くしていると言いました。
「2016年6月25日の事件以来、ワウ市は少しも危機的状況の舞台にはなりませんでした。状況は平常ですが、現在、唯一残っているものは飢えです。残る危機的状況は現在、泥棒、夜に盗みをする者たちによって起きています」とアジスは言いました。
「我々の民間人はいま、夜の時間を楽しんでいます。夜間に発砲があれば、夜盗を取り扱う夜間パトロールがいます。だから、人々は慌てていません」と彼は言いました。
当局者はさらに、逃げて、国連施設、教会、学校に保護を求めた民間人たちは、現在、家に戻り始め、治安状況が安定していることを示していると付け加えました。
「私は国連施設と教会にいるワウ市の住民は食料品を受け取る日の間だけ、そこに行っているだけだと言いたい。彼らは食糧を受け取るためにそこに行っているだけです」と彼は言いました。
彼はさらに、UNMISSへ逃げた多くの人たちは、所持品を失い、国連が彼らに基本的必需品を提供するのに依存している者たちだと言いました。
彼は、州政府は住宅地で強盗に対して強力な警備を提供することで、民間人の命を守る上で十分なことをしたとも言いました。
記事は一部を紹介しました。
前にもワウ市に関する記事を紹介しています(関連記事はこちら)。ここはキール派のディンカ族が多い土地で、外国軍の派遣にも反対しています。
なので、今回の宣言もいかに治安が安定しているかを宣伝し、外国軍は要らないというための情報戦でしょう。
保護を求める人たちが食料品をもらうためだけに施設に行くという説明は受け入れにくいものがあります。他部族からの攻撃を避けるためではないのでしょうか。そういう人がいるのなら、施設外でそういう暴力に苦しんでいる人がいるはずです。国連のレポートも合わせて読まないことには、市長の言い分は信用できません。
ワウ市関係のニュースには注意が必要です。
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