トルコ報道もジャラブルス侵攻を示唆
alarabiya.netによれば、トルコは住民にイスラム国が支配するシリアのジャラブルス(Jarabulus)の反対側にあるトルコ国境の街を退避するよう命じました。
警察は住人に拡声器で、安全上の理由により、イスラム国の支配地域から連続的に砲撃を受けているカーカミス(Karkamis)を退避するよう警告しました。
報道はトルコ政府が支援する反政府派がジャラブルスを民兵から奪うために大きな作戦を準備していることも示唆しました。
トルコはジャラブルスのイスラム国陣地を、同盟するシリア反政府派がそれを確保するのを助けるために砲撃しています。
反政府派筋は、彼らがトルコで動員され、ジャラブルスへ向けて越境する準備ができているといいます。
トルコは火曜日に、イスラム国民兵を2カ国の国境に近い町から押し出すために、あらゆる種類の支援を与えると約束しました。
メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は「我々はジャラブルス作戦のためにあらゆる種類の支援を与えるでしょう」と言いました。
「我々はダーイシュがイラクとシリアの中に存在して欲しくありません」と彼は記者に言いました。
トルコは火曜日、少なくとも54人が殺された国境近くの致命的攻撃の後、シリアのイスラム国陣地を砲撃で叩きました。
「我々はイスラム国陣地を国境を越えて砲撃しました」と匿名を希望したトルコ当局者は言いました。
トルコのメディアは戦車と装甲車がシリア国境に集合していたと報じました。
民間テレビ局「NTV」のライブインタビューで、ニューマン・カートルムス副首相(Deputy Prime Minister Numan Kurtulmus)は、トルコは国境のシリア側での展開を緊密に監視していると言い、トルコ政府はこれを国家安全保障問題とみていると付け加えました。
「最初から我々が言ってきたことは、ジャラブルスとイスラム国が保持するその他のすべての町を受け入れられないと言うことです」と彼は言いました。
昨日紹介したジャラブルス攻略について、トルコ側の行動が裏づける形になっています。
トルコ軍が戦車や装甲車でシリアに侵入するかは分かりませんが、イスラム国がトルコ側へ逃げるのを防止するための用意なのは間違いがありません。
上空からの偵察情報も反政府派に伝えられているはずです。
準備は十分に整っているように見えますから、ジャラブルス陥落は間違いないと思われます。安心して、結果を待つことができます。
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