リビア軍がシルトのイスラム国を掃討
alarabiya.netによれば、リビア軍は月曜日に、民兵がいまだ占拠していた一つだけの地区、シルト(Sirte)中央部の居住地域をイスラム国から奪いました。
報道官のリダ・イーサ(Rida Issa)はシルトの居住地域の完全に解放されたといいましたが、アメリカの空爆に支援された旅団はこの地域からダーイシュの残存兵を掃討する過程にあると付け加えました。
3カ月以上の間、アメリカが支援するリビア政府と同盟する旅団は、イスラム国が昨年地域の拠点にしたシルトから彼らを追い出すために戦ってきました。
アメリカは8月1日にシルトに対する航空作戦を開始し、日曜日までにイスラム国に対して92回の攻撃を実行しました。
民兵たちは自爆攻撃、狙撃兵、地雷で防衛し、旅団戦闘員に大きな犠牲を強いました。
病院当局によれば、月曜日に少なくとも旅団のメンバー6人が死亡し、12人が負傷しました。
最新の成果は35人が殺され、200人以上が負傷して旅団が日曜日に大きく前進した後に来ました。
病院当局と旅団戦闘員によれば、最新の犠牲者の多くは地雷、自動車爆弾、砲撃に起因します。
月曜日、旅団が戦車とその他の車両を陣地へ向けて動かしているのがみられました。
先週、最後の前進に先立って、旅団がイスラム国戦闘員の妻と子供が戦闘地域を去るチャンスが与えられているといった時に戦闘の中断がありました。
大半の旅団戦闘員はシルトの230km北西のミスラタ(Misrata)から来ました。
5月初めにイスラム国がミスラタに向かって前進した後で彼らは反撃しました。
リビアでもイスラム国掃討が進んでいることが確認できて安心しました。空爆と現地軍のセットによる対テロ戦はリビアでも有効です。
大局的には、イスラム国は徐々に追い詰められています。シリアとイラクは時間の問題といえるまでに来ていますし、北アフリカへの転戦を防げれば、組織的な戦闘は終わるだろうと考えています。
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