南スーダン事件が兵士の外国人攻撃を調査?
2日付けのsudantribune.comによれば、7月に首都ジュバ(Juba)で、政府軍によってテラン・ホテル(Terrain Hotel)で主にアメリカ国民の外国人を攻撃し、強姦したことを調査する南スーダン政府が指名した委員会は十分な証拠を集めたと言いました。
木曜日に記者たちに述べた6人委員会の議長、マーチソン・オツロモイ司法副大臣(Martison Oturomoi)は、目撃者はさらなる目撃者が現れることが奨励されるともいいました。
「我々は十分な証拠を集めましたが、調査を助けるどんな情報であれ、大衆のメンバーからの情報を必要とします」と、オツロモイ副大臣は7月下旬にキール大統領が委員会を設けてから初めて公に発言して言いました。
テラン・ホテルは国連機関の外国人と職員を収容する豪華ホテルで、キール派とマシャル派の間に戦闘が勃発した7月11日にキール派の政府軍兵士と疑われる者に攻撃されました。
人道支援職員と国連職員は、ホテル施設の中に数時間居残り、繰り返し女性を強姦した武装した男たちにより繰り返し強姦され、略奪され、身体的な攻撃を受けたと申し立てました。
国連の白人女性はあとで国際的なメディアに、少なくとも15人の兵士に強姦されたことを明らかにしました。
ホテルから石を投げて国連南スーダン派遣団(UNMISS)に助けを求める攻撃の犠牲者による努力は失敗しました。
米政府によれば、ジュバのアメリカ大使館は後刻、なんとか人道支援職員の命を救った地元当局者に連絡し、対応に失敗したUNMISSを批判しました。
職員の一人で若いヌエル族の男性も、兵士に彼の部族の身分が知られた途端にホテル施設で射殺されました。
彼が殺害されるのを目撃したアメリカ人は、兵士が職員の中に若いヌエル族の男性をみた時、「ヌエル」と叫び、それから彼を二回撃ち、彼はすぐに地面に倒れたと言いました。
司法副大臣のオツロモイは、外務省のアンドロルリガ大使(Ambassador Andurig)、国家治安局のボル・ウトチョック少将(Major General Bor Wutchok)、南スーダン軍情報部のマチュア・ダールアイ・ヨル大佐(Colonel Matur Dharuai Yor)、警察副本部長ジェームズ・ビール・ロウト(James Biel Ruot)を含む彼のチームが外国人を含めた攻撃の生存者と話したと言いました。
「しかし、我々はもっと多くの人々と話す必要があります。恐れることはありません。あなたの身分は保護できます」とオツロモイは訴えました。
当局者は、調査結果は準備が整うまでは公開されることはなく、キール大統領に提出されると言いました。
彼は容疑者は逮捕されていませんが、南スーダン軍(SPLA)は外部で協力していると主張しました。
過去の不履行から、外国人と南スーダン人に対する特定の攻撃についての調査が政府によって対処されるかという懐疑論があります。
この記事を読んで、マシャルをガイと交替させた南スーダン政府を支持するような発言をしたジョン・ケリー国務長官の脳天気さに呆れ返りました。自国民がこういう、それも組織敵だったと疑われる行為をされているのに、彼はあっさり容認してしまったのも同然です。
もう一度書きますが、彼が大統領にならなくて本当によかった、と思います。
ここまでひどいとは考えていませんでした。映画『サルバドル』に描かれたような支援団体への攻撃が繰り返されたのです。
南スーダン政府は支援団体が嫌いですが、国連部隊も嫌いなのは以前から明らかでした。国連部隊への武力攻撃、略奪、強姦、身体的攻撃の危険を否定することはできません。
こんな国を日本は支援しています。女性である稲田防衛大臣は、国連の報告書を読んだ上でと述べながら、和平合意は崩れていないと主張しました(どの国連報告書を読んだのかは不明ですが)。
日本は明らかに戦争に足を突っ込んでいます。このことを誰も分かっていません。
|