イラク軍がモスル奪還を再開し前進
12月30日付けのalarabiya.netによれば、金曜日、数週間の戦闘が失速した後、街を取りもどす再開された前進の2日目、イラク軍はモスル(Mosul)南部でイスラム国の激しい抵抗にありました。
木曜日に戦いに参加した連邦警察部隊のある将校は、南東部のパレスティン地区(Palestine)で激しい衝突がありましたが、その他の2地区では進展があり、いくつかの自動車爆弾を無力化したといいました。
連邦警察と共に戦う内務省精鋭部隊のもう1人の将校は、彼の部隊が激しい衝突をしたにも関わらず、インティサル地区(Intisar)で地歩を得たといいました。
街の東部、北部のイラク軍はさらに前進する前に、木曜日に奪還した地域を掃討していたと将校はいい、軍隊はモスルの北にあるテル・ケイフ(Tel Keyf・kmzファイルはこちら)との補給路を遮断しようとしています。
10週間前に始まった攻勢以降、アメリカが支援する軍隊はイスラム国のイラク最後の拠点の4分の1を奪還しました。
今月、再編成した後、精鋭部隊と正規軍は木曜日に攻勢を再開し、街の南、東、北から前進しています。
作戦の第二段階は、米軍兵士が市内の前進のさらに近くに展開されるのをみるでしょう。
金曜日、ロイターの記者はイラク軍戦車よりも背が高いMRAP車両の中の少数のアメリカ人が、モスルのすぐ北にある村で会議をするために最高指揮官たちに同行するのを見ました。
民兵たちは数で圧倒されているものの、彼らは自信をモスルの住民の中に埋め込み、民間人の犠牲を避けようとするイラク軍を妨げています。
まだイスラム国の支配下にある南東部のワヒダ地区(Wahda)のある民間人は、頭上に地上のイスラム国の攻撃目標を撃つヘリコプターがみえるといいました。「それらの1機が解放した地域で、イスラム国が対テロリズム側の陣地を狙った自動車を狙いました」と彼は電話でいいました。
北部戦線で、イラク軍はまだモスル自体には入っていませんが、金曜日に、彼らはテル・ケイフを遮断しようとするだけでなく、奪還したばかりの地域をその外縁で掃討しました。
「敵はこの地域を占領していて、テル・ケイフとモスルに向けた球速と補給のために使いました」と、攻勢の最高指揮官、ナジム・アル・ジュボウリ少将(Major General Najm al-Jubbouri)は、木曜日に奪還された北部のサダ地区(Sada)でいいました。「反対側から(テル・ケイフが)ここにいる我が軍によって包囲されました」と彼はいいました。
紹介するのが遅れましたが、先月末にイラク軍が戦闘を再開しました。しばらく、進展が入ってこなかったのは、部隊の再編成を行っていたためのようです。
戦闘を再開した時点で東部、北部、南部で戦線ができあがっている訳で、民間人の犠牲を避けつつの戦闘であることを考えると、順調と言えます。
イラクとしては、早くモスルを奪還したいので、新年の祝いは後回しということなのでしょう。1月いっぱいはかかりそうです。オバマ大統領の任期が切れるまでは終わりそうにありません。
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