南スーダンの副大統領がマシャルに助言
sudantribune.comによれば、南スーダンのタバン・デン・ガイ第一副大統領(First Vice-President Taban Deng Gai)は、反対勢力の指導者、レイク・マシャル(Riek Machar)に武装蜂起を非難して、若き国家に戻るように助言しました。
イエイ川州(Yei River)への訪問中に話し、ガイは地域諸国はマシャルが彼らの領域へ安全に入国することを拒否し、予見できる将来にわたり締め出したといいました。
「レイク・マシャルは車輪のない車で(南アフリカに)留まっています」と、ガイはイエイの町に集まった群衆にいいました。
「南スーダンで対立する時は終わりました。地域で対立する時は、すべての地域において終わりました」と彼は「the Juba Monitor」にいい、「これは平和の時です」と付け加えました。
マシャルと論争の的となった交替以来、これが第一副大統領のイエイ川州への最初の訪問でした。
「今年、平和のために、(我々は)平和に参加するために、親族たちと話さなければなりません。彼らにレイク・マシャルに何が起きたかを知らせてください。いまや、レイク・マシャルはトラブルメーカーで、南アフリカに留まっています。彼らはマシャルと同様に留まらせるでしょう」とガイはいいました。
「レイク・マシャルは二度と目にしないでしょう。平和があれば、彼は再び見られるでしょう。平和がなければ、レイク・マシャルは二度と目にされないでしょう」と、彼は付け加えました。
一方、武装反対勢力の若いメンバーのアジェル・マシャル(Agel Machar)は、ガイの進行中の紛争に対する手法は機能するといいました。
「私はタバン・デン・ガイの指導力を信じます。なぜなら、彼が戦争でなく平和のために働いているからです。反対勢力の私の指導者、マシャルは戦争のためにあり、それは私は抗議するものです」と、彼は火曜日に出版された「The Dawn」のインタビューでいいました。
バハル・アル・ガザール地域(Bahr el-Ghazal)の出身であるアジェルは、最初は反対勢力を率いるマシャルを支持しました。
助言とはよく言ったもので、この話を信じてマシャルが南スーダンに戻ったら殺されるだけです。政府がやったのではなく、ならず者がやったことにされるでしょう。
地域全体が平和の時だとは、現状認識がずれすぎです。別の記事では、国連の特使、ニコラス・ヘイサム(Nicholas Haysom)がスーダンと南スーダンに完全な和平を実現するよう迫ったばかりです(記事はこちら)。両国は直ちに戦闘に戻るようなことはないものの、国境線を含めた未解決の問題が残ったままです。
地域全体が平和の時だというのなら、まずはそれを解決しろということになります。実際には、南スーダンはスーダンの反政府派を活用しており、他国の紛争に介入しています。その一方で国際社会には支援を要請するのですから、どうにもなりません。
最近、マシャル派の切り崩しも進んでいるようで、誰が裏切ったといった記事も目にします。キール派はこのまま現状を既成事実化する方向に動いています。それに対して、日本政府は無策のままです。
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