空に性器を描いた飛行士が処罰される
military.comによれば、ワシントン州上空に巨大な陰茎を描いた米海軍飛行士2人は処罰されたと海軍は認めました。
海軍航空隊指揮官マイク・シューメイカー海軍中将(Vice Adm. Mike Shoemaker)は問題に対処して、処罰を言い渡すために海軍飛行士評価委員会を召集したと、司令部広報官のロナルド・フランダース中佐(Cmdr. Ronald Flanders)は言いました。
管理上の手続きにおいて処罰されたため、具体的な処罰は公表されず、個人は飛行士としての身分を残すことを許されたと、当局者はMilitary.comに言いました。
空中文字を描くドラマはワシントン州のホイッドビー島海軍航空基地(Naval Air Station Whidbey Island)の近くで展開しました。
この基地に拠点を置く第130電子攻撃飛行隊に所属する飛行士は、男性の性器を大雑把に描くためにEA-18G「グロウラー」を使いました。
絵は地元の注意をひき、写真が地元テレビ局KREMへ送られました。
ほとんどすぐに、事件は国内ニュースとなりました。
海軍は直ちにそれと見えるものを空中に描画したことを認め、がさつな絵に気分を害した人たちに謝罪し直ちに認めました。グロウラーの飛行士の行動を「まったく受け入れがたく、海軍の基本的価値観と相入れません」と呼びました。
後に、シューメイカーは彼自身で介入しました。
「アメリカ人は当然、航空隊の記章を身に着けた者たちは彼らが任された任務と航空機に見合った成熟のレベルを示すと予測します」と彼は声明で言いました。
「海軍航空隊は絶えず尊厳と尊敬の環境を促進するよう努めます。性的な性質の分別のない未熟なおふざけは今日、海軍航空隊に居場所はありません」。
海軍からはお楽しみをまったく欠いているものの、事件はミームとジョークを生み、クリスマスの飾り物の発想源にすらなりました。
飛行士2人への管理手続きは終わっていますが、事件への命令による調査は、飛行隊の作戦司令部である第3空母航空隊でまだ進行中だと、当局者は言いました。
事件の現場は首都のワシントン市ではなく、西海岸にあるワシントン州です。カナダ国境に近い場所にあります。
この事件は大きく報道されることとなりました。なかなか珍しい事件なので、紹介しておきます。
事件は直ちに「世界中に」報じられましたが、海軍は軍事裁判ではない、管理上の処罰、指揮官による処罰を決めたようです。ぜひとも中身を知りたいところです。減俸あたりでしょうか。
興味深いのは、さらに正式な調査が行われていることです。こういうところは米軍はしっかりしていますね。
映画への協力でもそうですが、米軍は納税者に説明できないことは避けようとします。規律に著しく反するような内容の映画には協力しません。高額の費用をかけてパイロットを養成し、高額の航空機に乗せるのですから、ふざけた行為を認める余地はまったくないということです。
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